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 宮崎県○○○郡南○町○○において、キラーバードによる爆発騒音公害がまた再発している。
 キラーバードというのは、果樹などを鳥などから守るための装置で、LPガスなど圧縮プロパンガスを使用する。
 定期的にすさまじい爆発音を発生させ、それで動物を驚かすというものだ。
 動物だけでなく人間も驚く。
 これが早朝から夕方暗くなるまで爆発し続ける。
 爆発間隔は、それぞればらばらで、約5分から10分までといろいろだ。
 いくら田舎とはいえ住民も住んでおり、非常に迷惑な公害だ。
 町役場にも住民からの苦情が多く、以前は、無制限であったが、協定により日の出から日没までということになった。
 しかし、これを守らない者がいる。
 禁猟区や禁猟期間でも猟銃で狩りをしたりするのと同じだ。
 爆発騒音の程度は、遠い距離なら猟銃のようだが、近い場所では、大砲のような音がする。
 地雷が爆発するような音で、衝撃波もくる。
 一箇所だけでなく、複数の機械があちこちに仕掛けられているので、一日中騒音が続いている。
 以前、町役場の人に、以後は、使用しないという約束をしたが、それは守られなかった。
 この地域では、みかんの栽培が盛んで、ほとんどの山がみかん山だ。
 しかし、農家のすべてがキラーバードを使用しているわけではない。
 キラーバードの価格は、本体だけで3万円から7万円ぐらいとそれほど高くない。
 そのせいかよく使用されている。
 法的規制が何もなく、無制限に使用されている有害な機械だ。
 はじめのうちはある程度動物は逃げるが、効果はほとんどない。
 それなのに毎日、ドカンドカンと爆発させている。
 このような公害発生装置については、きちんと法律で規制するべきだ。
 
 

 宮崎県○○○郡南○町○○で深夜、どうもばんばんと音がするので、車のバックファイヤーか、季節外れの花火かと思っていた。
 しかし、深夜にも続いており、何だろうかと思っていた。
 すると信じられないことに、バードキラーによる爆発音だったのだ。
 バードキラーというのは、爆発音で鳥などを追い散らすものだ。
 この機械は、日の出から日没までという約束がある。
 これは法律で定められたものではないが、役所と、住民と、使用者で決めたものだ。
 それを守っていないのだ。
 これは許されないことだ。







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