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禁無断転載 小渕前総理、緊急入院時のカルテ入手。 1.東京地検特捜部関連筋の情報 2.コメント 1.以下は東京地検特捜部に近い関連筋からの情報です。 小渕総理、偽名で入院。 ここに一枚の診療録がある。病院では通称カルテと云うそうである。更にそれに基づいた処方箋がある。医療法・医師法で診療録に基づいて処方をしなければならず、記録しなければ、罰則の対象となるそうである。この診療録は、「2000.04.02」すなわち本年4月2日に順天堂医院に入院した佐藤洋一なる人物のカルテの写しである。 この人物の生年月日は、昭和12年6月25日で小渕と同じ、この本書こそ小渕が偽名を使って同医院に入院した際の診療録である。 入院時以降の病状、治療の詳細が判明。 入院の部屋は14Fにある。ここは特別病棟。但し集中治療室7FICUとある。既に入院時から特別病棟集中治療と克明な事実記載がなされている。ではなぜ一国の総理が偽名で緊急入院をしなければならないのか。その疑惑は後に述べるとして、以下小渕の救急入院に際し、本書資料と関係者及び各々立場上の関係者の証言を合わせてこれまでどの様な治療が行われたか改めて再現する。再現するのは、4月2日の病院に搬送された時点からの診療録による事実についてである。従って入院までのそれ以前の経緯は別に述べる。 入院時及び直後の病状、検査、投薬。 診療録に、4月2日1時30分、事前に緊急処置を要する重要人物。主治医循環器山口とある。病院に救急車でなく搬送された佐藤(小渕)に対し、直ちにMRI(磁気共鳴画像診断)による検査が実施されている。検査結果が診断される迄の所要時間は、通常60分乃至90分とされる。 同日2時50分脳梗塞と診断。直ちに小渕には血栓を溶かすための「スロンノン」と云う溶解剤や脳浮腫の予防薬として「グリセオール」などが点滴投与されている。又これと相前後して実施された血液検査で、小渕は糖尿である事も判明した。ちなみにこの時点で小渕は既にまともな会話は一切出来ない状態であったと記載されている。 脳浮腫とは。 脳浮腫とはあまり聞き慣れない症状であるが、専門医の簡単な説明によると、例えば頭部外傷(通常首から上を指す)で意識状態が悪化すると、痰が絡んだり舌が落ち込んで空気の通りが悪くなり、外傷で痛められた脳が更に痛められ、酸素が不足すると脳部にむくみが起こり脳圧が上がり、脳が更に痛められ益々状態は悪化するそうである。 2時50分MRI検査によって脳梗塞と診断された時点で脳浮瘍が予見されたため、予防薬「スロンノン」が点滴投与されている。つまりこの処方箋がその事実を証明しているものである。従って小渕は会話など一切出来ない状態であった。 4月2日午前6時以後の病状など。 4月2日午前6時容体が一時落ち着いたが、やはり小渕は会話など一切出来ない状態が続いていた。 同日12時から小渕の容体は悪化、特に脳浮腫が悪化し嘔吐の繰り返し症状が発生した。それは何を意味するか。更に出血性梗塞も発併症したと診断する状況となったのである。小渕はこの時点で意識不明の昏睡状態に陥っていたのである。 自発呼吸停止。 その裏付けに「マスキュラックス」と云う筋弛緩剤が、「グリセオール」などと共に投与開始されている。この処置はいかなる処置であるか。 国立病院の専門医は、本人の診療にたずさわってはいないので一般の専門の常識論と控えめに断った上で、「このマスキュラックスと云う薬の投与がなされた・使用されたと云うのは、この患者佐藤洋一なる方の呼吸が、間もなく停止する事態が発生すると予測されたための処置で、人工呼吸に切り替えるべく自律呼吸を止めるための処置をとったものと判断、この様に医師団が判断なされたものとしか推測出来ません」と述べている。 脳梗塞の悪化。 この意識不明の昏睡状態は、更に続きCTスキャンによって脳梗塞が出血性梗塞へと悪化した事実も判明する。では投薬以外の治療は人工呼吸器による呼吸管理と血圧の維持そして4月2日14時には更に強力な脳浮腫予防薬が投与されている。 「マスキュラックス」の投与とは。 4月2日の午後の小渕の病状と点滴投与された「マスキュラックス」と云う筋弛緩剤使用処置について野村病院脳外科部長水谷弘も、全く同様に次の様に述べている。「あくまで医者としての一般論であるが、小渕の呼吸が間もなく停止する事態が予測される為に、人工呼吸に切り替えるべく、自律呼吸を止める為の処置考えられる。」 両専門医共共通した診療上の診断を下している。 順天堂プロジェクトチームは憤慨。 又順天堂病院の診療に当たっているプロジェクトチームの関係者は、「青木官房長官の発言には呆れました。最初から本当の事を云えばいいのに、ひた隠しするものだから、順天堂病院の我々に医療ミスがあったのではとか、医療ミスではないか、などとあらぬ疑いをかけられる様な報道まで飛び出した。もういい加減にしてほしい」と憤然と述べている。 青木官房長官、小渕発言を訂正。 では青木官房長官が衆議院本会議で小渕から首相臨時代理となる様指示を受けたからと云う話から「何かあればよろしく頼む」と小渕発言を修正した。つまり捏造の事実をはっきりと認めた。 4月2日18時より21時30分の状態は。 では4月2日の小渕のその時間帯はどうであったか、4月2日18時より21時30分間の診療行為上の事を再検証すると、小渕は意識不明の昏睡状態に陥ったのち、そのまま昏睡状態が続いている。直前に移室された小渕は、CTスキャンによって脳梗塞が出血性梗塞へ転移している事が、つまり更に悪化している事実が判明。治療は人工呼吸器により管理がなされている。血圧の維持そして更に強力な脳浮腫予防薬の投与へ、そして約12分間に及ぶ心臓マッサージが施されている。 この緊迫した状態がこの場面が繰り返されていたのである。 「万事よろしく頼む」と言われた時間帯は。 これらは全て、診療行為を行う上で記録されなければならない処方箋に残された事実から検証したものである。これらが4月2日の経過事実である。青木官房長官が修正して述べ主張している小渕と4月2日面会し、小渕から「万事よろしく頼む」と指示された午後7時頃の時間帯である。 真偽は国民の皆様に判断して頂く事にして頂きたい。 (敬称略) 2.コメント。 小渕総理の病状発表。 これまで小渕総理の病状発表は、総て青木官房長官の記者会見での発言だけである。 一国の現職の総理が緊急入院したのに、担当医師の記者会見もない。 我々国民は、青木官房長官の発言を信じるほかなかった。 法律家は特にそうだが、一般の人も、何の裏付けもない話を信じろと言われても、ああそうですかと納得は出来ない。 青木官房長官の発言の疑問点。 (1)自分が、小渕総理の入院を知った時間の訂正。 (2)入院から記者会見まで、22時間余の空白。 (3)最初は、総理から「臨時代理になるように言われた」」と言っていたが、「万事よろしく頼む」に訂正。 その他にもあると思うが、このように明らかな疑問が浮かぶと、それは何故なのかと、いろいろな想像をするしかなくなる。 一番の問題点は。 本件での一番問題となるのは、青木官房長官が訂正した後の、総理が調子の良いときに、総理から「万事よろしく頼む」と言われたと言うことである。 このカルテを見る限り、その時間帯、総理は意識不明であった。 そうであるならば、臨時代理の選任手続きに違法性があるのではないか、充分疑いがある。 また、このカルテに依れば、総理は、偽名で入院したとのことである。何故、現職の総理大臣が病気で緊急入院するのに偽名の必要があるのか、不思議である。 今回の診療録などの発表。 一国の現職の総理が緊急入院したこと及びその病状は、単なる私人の身ではないのであるから、当然国民に明らかにしなければならない。これでは、前総理が神隠しにあったみたいで、国民不在の政権交代であり、まるで封建社会である。 これらの疑問を総て解明することは、主権者である国民に対する義務である。 このホームページで、前総理の診療録の内容の一部を発表できることは、まことに光栄なことと思っている。 本件については、出来れば今後も継続して情報を提供できればと考えています。 |