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299 M????212 1/08 73 祈りによる平和運動/大救世主の再臨(1)
平山 儀則    検索キー:スピリット
NAME:平山 儀則   
NAME:平山 儀則   

         祈りによる平和運動/大救世主の再臨(1)





           そ の 日 の 為 に


                         五 井 昌 久


                   ーーー序文に代えてーーーー




        ソ連のフルシチョフが追われ

        米国ではジョンソンが再び大統領になり

        日本でも新総理が生まれた

        世界中が何か新しいものを生み出そうとして

        まだ真実の新しいものが生まれ出ないまま

        今年も暮れてゆく



        十二月は庶民の苦しみが一番痛切に感じられる月            (す)
        木枯吹き荒さぶ厳冬の中で

        人間は一体何を考えつづけているのか

        生きてゆくこと生きること

        そして生きてゆく為のもろもろの慰楽

        例えそれがその場限りのものであろうとも

        人間は慰楽にすがりつかないではおられない

        生きていることが責務のように

        老い呆けてゆく人々の存在するこの地球世界に

        輝かしい生き甲斐を植えつけるのは一体誰なのか

        人類が求めつづけている新しい世界

        地上天国は果たして生まれ出ずるのか



        それは世界中の首脳部がすべて変わったとしても

        それだけで生まれ出ずるものではない

        人類すべての愉悦を

        永遠の生命につなげられる道を開かなくては駄目だ

        転倒夢想交響楽団の指揮棒で

        世界平和シンフォニーが奏でられるわけがない

        人間一人一人の心の中で

        久遠実成の生命が地上天国誕生の輝やく光明を放っているのを

        はっきり悟った人々の掌に

        世界平和政策のコンダクトが握られるまでは

        この世界から諸々の苦悩が消え去ることはないだろう

        その日の為に  その日の為に

        私達の世界平和の祈りは祈りつづけられてゆくのである


                         ーー五井昌久先生詩集よりーー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・
『五井昌久先生御法話録より』ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ー
『問』私達、日本人としまして、天皇をどういう風に考えたらいいんでしょうか。

                                        ・
『答』
 天皇というのは、本当は神聖にして犯すべからざるというのは本当なんです、これは

、天皇は神聖です。ただ天皇という本の姿ね。本の姿がそのまま現れていなかった時代

が随分多いわけです。肉体身を纏った天皇がいらっしゃるわけですね。それが、ズーッ

と、まあ、ズーッと長く続いています。その中ではね、肉体身を纏ったが故に、天皇の

本当の姿を現さないでいた人が随分いるわけですね。それで神皇と人皇といって人皇と

いいますね。本当の天皇は人皇じゃないわけです。現人神なわけですね。あ、先生また

古いこと言い始めちゃって、先生新しそうだけど駄目だなんて若い人は思うかも知れま

せんけどね、これ,よく聞いて下さい。

天皇というのは、神聖にして犯すべからざる神その者です。それが、肉体界に現れて人

皇となったわけね。現人神といって写し身があって、そのまま神の姿を現しているのが

本当なんです。これ本当なんです。これは犯すべからざる。ところが日本の天皇といっ

ても、随分迷ったふざけたやつも随分いたわけです。いいですか、天皇の位にありなが

ら天皇の位をまっとうしない人が随分いたわけです。ところが今の、いつもいうけど今

の昭和天皇は立派だと思うんです、私は。いわゆる、いつもいうけども、それまでおと

なしいやさしいかたですよね。それでまあ戦争にまで巻き込まれてしまった。そこまで

はいけないですよね。まあ、力が弱かったですよね。ところが終戦の時にね、終戦の時

自分の肉体を全部捨ててね。自分の身はどうなってもいいから、すべての人を戦犯にし

ては困る、自分だけがいわゆる戦犯なんだから、自分を処刑にどうにでもいい様にして

下さいといってね、マッカーサーのところにいったんでしょう。そうしたら、マッカー

サーが感動しちゃってね、普通の、まあ、帝王とか、普通の大統領とか、普通の元首と

かいうものは、皆、自分をかばってね、あいつがやったんだ、あの部下がやったんだ、

あの軍人がやったんだと人のせいにするのにね、日本の天皇だけは、自分がすべてかぶ

って、それで臣下の罪を全部ゆるして貰いたい、自分が責任者だといって、自分はどう

なってもいいといってなげだしたっていうこんな素晴らしい人はないって、まあ感動し

ちゃったわけね。それは何かというと、天皇が本当の天皇の姿を現したわけ。天皇の姿

というよりキリストの姿を現したわけね、十字架にかかったキリストの姿を、そのまま

天皇が現したわけです。その時には、本当に天皇はキリストでもあり本当の天皇でもあ

ったわけですね。又、本当の天皇というよりも、キリストていう方が私はいいと想うね

。十字架にかかったキリストがそのまま天皇だったわけです。日本の今の裕仁天皇ね。

だから、あれでもう今の裕仁天皇のお役目は充分果たされたわけです。後はもうどうな

さったって、昆虫を採ってようと蝶々を見てようとそんなことかまわない。本当。

私はね、位が高いから偉いとかね、形がいいから偉いとかね、そんなこと全然思ってな

いんですよ。その行いによってんですよ。行いが立派か、ああ本当に立派だなという事

ね。それは、裕仁天皇はまさにその瞬間だけでもですよ、いわゆる本当の意味のキリス

トになったわけです。 そういうわけで立派だと想います。それからもっと深く言えば

天皇というのは絶対必要だと思うんですよ。天皇がなけりゃ。本当に天皇が現れて、本

当に中心になってね、地上界を治めなければ、世界は治まらないと思うんです。

それは形の上で天皇っていう名前であるか何かわかりませんよ。天皇という形か何かわ

かりません。名前はどうなるかわかりません。一番世界中が納得するような名前になる

でしょう。何にしても神聖にして犯すべからざる、要するに霊がですね、肉体を纏って

そこに現れないかぎりは平和にならないね。やがてそうゆう時が来るわけです。

私が何度も言うけどそういう、何て言いますかね、そういう神霊を中心に置くために、

この世界をすっかりきれいに大掃除しなければ、それが来られないんですよ。

そういうあるべき立場にあるべき人が来られない,ね。その掃除しなければならない。

その掃除するために我々が現れているわけ。私なんかその急先鋒なのね。

その後にたって、天皇の後ろに立って、天皇を本当の天皇たらしめるそういう大きな役

目を私も皆さんも持っているんです。それできれいに世界平和の祈りをして、宇宙子波

動科学を作ってすっかり世界を浄めて、さあ天皇おいでください。スパァーと天皇がそ

こに現れるんですよね。それは天皇って名前になるか何かわかりませんよ、なんて名前

になるかわかりません。いわゆるキリストっていう名前になるかもしれない。

なんて名前になるか知りませんけれども、そこに本当の神そのもののね、人がそこに現

れるんです。わかりますね。それが、だから私は天皇主義って、今までの天皇主義とは

違うんですよ。本当のいわゆる神権政治、神のみ名において、神がそのまま中心にたっ

て政治を取ると、そういう形を私達は作るわけですよ。その為の世界平和の祈りなのね

。それで私は、ピィーと天皇の後にくっついてます。そうゆう意味でね。そうゆう意味

で何処の何方が天皇になるかは、まあ別として、私ども日本に住んでいる日本人はね、

日本に住んでいる日本人は、いわゆる皇太子、いわゆる浩宮というでしょ。ああゆう人

がなるのが一番楽ですからね。一番、この,摩擦がありませんやね。他からヒョッとで

てきて天皇だったりするってのは。それで摩擦がないそのままスーッといって浩宮なら

浩宮が本当の天皇のね、天皇の本源を現す様な大神霊になって下されば一番いいと思っ

って、いつもいつも見てます。いつだって目を離すことありません。ズーッとね、ジー

ッとこっちから加護をして何もね、魔がよらない様に業想念がいかないようにいつもい

つも浄めています。皆さんも知らないで世界平和の祈りをやってるけど、それも加わっ

てるんですよ。そういう意味でね、天皇は神聖にして犯すべからず、だからね、その天

皇を元首にする運動もありますけどね。それは元首にするとか肉体の人間が騒いだって

駄目なのそんなもの、なるときは自然に神様がさせるわけです。その前に、大掃除しな

いうちに元首になったってしょうがないですよね。きれいにきれいに日本を浄め世界を

浄めてきて、始めて本当の天皇が現れるんだから、いくら今ね、法律でもって国会で持

って天皇にしようって騒いで天皇にしたところで、ろくな天皇になりませんよ、業が深

すぎてね。本当の姿をあらわせられません。かえってお気の毒ですよ。だから、いわゆ

る右翼の人達やね、天皇主義を間違って考えている人達が、早く天皇を元首にしてしま

え、それと同時に再軍備しよう。天皇と再軍備何故結び付ける必要があるのかね、不思

議でしょうがない。天皇を元首にする説とね、軍備を拡張するのと一緒に何時も結びつ

けてる。だから、いつも天皇が何だか戦争の張本人の様な感じになっちゃうじゃないで

すかね。天皇こそいい迷惑だ。天皇を想うあまり、想うあまりかどうか自分勝手な事を

おもうんだろうけど、天皇を思ったようなかっこうをしてかえって天皇を傷つけている

。天皇は平和の人です。平和の中心者ですね。今、裕仁天皇がそれをハッキリ現してる

んだからね。平和の中心者に向かってきて、戦争拡大の要するに再軍備と元首と結びつ

ける馬鹿はどこの世界にあるかって、私は絶対に反対です。そんなものね。

そういう意味で、天皇は平和の中心者です。神権政治のもう中心者。

それが神聖にして犯すべからざる天皇の姿ですよ。わかりますね。はい、そういうわけ

です。さあ、それじゃいいかな、さあ、それでは話を終わります。有難うございます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『掲載者付記』

天皇の在り方について論文を纏めようと思っていたのですが、その為の資料が盗難にあ

い作れないままでおります。ですから、本当の天皇の姿についての論文の発表はもうし

ばらくかかるものと思います。とりあえず五井先生の御法話から、天皇についてのお話

しを発表させていただきました。この御法話だけでは分かりませんが、真の天皇の姿と

日本の皇室とは直接何のつながりもありません。これについても何れ詳しく説明するつ

もりでありますが、とりあえず誤解のないように注意させていただきます。

特に白光会の西園寺会長は、天皇という名前をある事件において利用しておりますが、

これは由々しきことであります。この様な事柄に多くの人達が騙されない様に、天皇の

姿がいかなるものであるか、後の論文において詳しく説明させていただくつもりであり

ます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・
『祈りによる平和運動/大救世主の再臨(2)につづきます。

             ☆世界人類が平和でありますように


298 MHG02212 1/08 62 祈りによる平和運動/大救世主の再臨(2)
平山 儀則    検索キー:スピリット
NAME:平山 儀則   
NAME:平山 儀則   
        祈りによる平和運動/大救世主の再臨(2)

『続掲載者付記』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・
 救世主の出現に関しての資料が、盗難にあいましてから、又新しく集め始めてはいる の
ですが、なかなかすぐには手には入りません。ですから救世主に関する論文は来年位に な
るものと思いますので、取り合えず重要な事柄を紹介しておきます。 五井先生のみ教えから観てみますと、救世主の出現の在り方については二通りの説き方 を
されておりまして、一つは神霊の物質化現象として出現する形、もう一つは肉体人間を 通
して出現する形の二つの説き方をされています。 神霊が物質化して現れる形というのは、秘教の教えから観れば覚者方の出現する最も一 般
的な方法でありまして、何も珍しい事柄ではないのです。五井先生は内界で働く覚者方 の
事を神霊とよんだり神々とよんだりされていますから、この物質化して現れる形という の
はごく普通の事であります。それではこの物質化して出現するという、救世主に関する 五
井先生のみ教えを紹介致しましょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
ーー世界平和の祈りを祈っていますと、皆さんの体から後光が本当にさすんです。白光 燦
然として周囲を照らすのです。周囲を照らすと、周囲の波が浄まってゆく。それがどん ど
ん広がっていくと、日本人全部が光になっていく。そうすると日本人はまず安泰です。 それがもっと広がっていくと、世界人類を光一元にする。その光の中から、偉大な政治 家
や科学者が生まれてくるのです。原水爆じゃなければ世界が治まらないという考えが、 そ
んなものじゃなくてもいいんだ、というように考えが変わってくる。 そうなると天の力が本当に現れてくる。姿になって現れるかもしれない。それこそ天皇 と
して現れるかもしれない。私達日本人としては、天皇の姿として救世主が現れることが 一
番いいのです。あるいは別に現れるかもしれない。 救世主の大光明が肉体に現れるか、現れないかは別として、肉体の人間に働きかけると 、
その人たちが偉大なる力を発揮して、悪なるものが皆追放されるのです。それが地上天 国
の現れなのです。その為にも自分たちの我欲の想い、恐れ、不安、悲しみというものを 、
皆いっぺん神様の中にお返ししなければいけない。それで新しく生まれ変わるのです。 新
しく生まれ変わらなければいけません。新しく生まれ変わるということは、自分たちの 今
までの考え方を全部変えるということです。ーーー昭和32年4月講話録よりーーー ・・・・・・・・・・・・・・・・・   『講話集2/素直な心より抜粋』 ーーこの世の現象というものは、神様がいくらでも変えてくれるのです。変えてくれる 為
に守護神がいるのですからね。今の世の中は肉体人間だけではどうにもならないから、 守
護神がグーッと低く降りてきて、働いているんです。それをマイトレーヤ、弥勒菩薩の 出
現といいます。あるいはキリストの再臨というんです。世の終わりの時キリストが現れ る
、弥勒菩薩が現れる、という予言があるんですが、その時が現代なのです。 救世主が一人の人間で現れるか、それが光明として現れて、いろんな人に働きかけるの か
、それは謎です。まだハッキリいえません。その救世主が天皇と一つであるならば、本 当
に幸せであるし、日本人としては一番望ましい。おそらくそうなるんじゃないかと思い ま
す。ただ天皇という名前はどういう風にあらわれるかわかりません。それは謎なのです 。
しかし、天皇とキリスト、仏陀と一つである、あるいは同じところにいるということに な
るのです。表と裏になるのです。とにかくそういうものが一つの中心になって働く。 天皇というものが人間の天皇であるか、人間の天皇でないか、しらない。肉眼で見れば 人
間、しかし神眼で見れば人間じゃない。本当の意味の現人神になって現れた時、世界が 平
和になる。             ーーー昭和32年4月講話録よりーーー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『五井昌久講話集4、明るい心より抜粋』
ーー祈りほど尊いものはないし、祈りほど力のあるものはない。祈りに始まって祈りに 終
わるのです。祈りがなかったらこの世は亡びます。この肉体の頭の力で、常識の力では た
してこの日本を救うことが出来るか、この世界を救うことが出来るかということを、よ く
よく考えてみるといい。自分の力で、岸信介さんの力で、或いはアイゼンハワーの力で 、
ネールの力ではたして世界を救えるか。救えやしません。救えないという事は明らかで す
。それなら誰に頼るかというと、神様に頼るより他にないのですよ。どうかなと思って も
頼ったらいいでしょう。ところがどうかなもへったくれもありゃしない。神様は現実に 生
きて働いている。光明燦然として働いて働いているんですよ。みんなは知らない。見た 人
はわかる。見ない人は知らないでしょう。それでも信じていますね。信ずる力というも の
、信ずる心というものは、神様を実際に見ないけれども、ああ神様の力が働いているん だ
な、五井先生が働いているな、というようにわかるんですよ。あとは体験でわかってく る
。そして今度はだんだんやっていると、神様というものが見えてくる。大神様の働きの 光
が物質化して見えてくる、という時代が来るんです。そうすればグーもスーもないけれ ど
も、それを作るためには、皆さんの世界平和の祈りが大いに役立つのです。皆さんの世 界
平和の祈りが強ければ強いほど、早くそういう時代が現れる。だから皆さんが人類を救 っ
ていると同じなのだ。人類世界は他の人が救うんじゃなくて、外国の人が救うんじゃな く
て、アメリカが救うんじゃなくて、ソビエトが救うんじゃなくて、イギリスが救うんじ ゃ
なくて、皆さん一人一人が救うんです。皆さん一人一人の世界平和の祈りの力によって 、
日本が救われ、世界が救われるんですよ。だからやらなけりゃいけない。みんな初めは 世
界平和の祈りをして、なんだこれでいいのかな、こんなことで効くのかな、と思うけれ ど
も、スケートがうまくなるんでも練習しなければならないんです。世界人類を救おうと す
る祈りが、練習なしに出来るわけがないです。練習をしている内にだんだん本物になっ て
くる。ーーー               ーー昭和33年2月講話録よりーー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ーー世界平和の中心になるのは、日本より他にないんです。それで世界人類の平和を私 が
唱えているんです。世界平和を祈ると宇宙人も助太刀にきます。守護神、守護霊も助太 刀
にきます。その力によって、さあどうだ、といわない限りはソビエトもアメリカも頭を 押
さえることは出来ません。それをやるのは日本なんです。日本であることは確かなんで す
。日本という名前もそうだ、日の本、霊の本です。ーーー中略ーーーよくよく考えてわ か
って来ますと、みんなこの祈りの方にくっついてきます。五井昌久てのがやってるぞ、 あ
れなんだか馬鹿に増えてきた。なんだろうってんで来る。もう方法がなくて、日本を救 う
憂国の士などがみんな祈りに参加します。世界平和の祈りより他に大きな祈りはありま せ
んからね。みんな参加してくる。そこへ宇宙人が参加してくる。守護霊守護神が現れて く
る。現れてきたら皆寄ってきますから。今、宇宙人がハッキリ現れて、さあ日本人と手 を
つなぎましょう、といってごらんなさい。問題ですよ。空飛ぶ円盤のような変幻自在な 物
体を持っている人種と戦争ができますか。戦争なんか出来やしませんよ。人工衛生など 問
題になりません。空飛ぶ円盤のようなものが出来るという事は、素晴らしい科学を持っ て
いるという事でしょう。そういうものと手を組んだ国は、一番強いに決まっている。原 爆
をつくり水爆を作ろうと人工衛生を作ろうと、全く押さえられてます。そうした国と提 携
した国というのはウンと浮かび上がっちゃう。ーーー昭和33年3月講話録よりーーー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『五井昌久先生著・聖書講義より』
ーーーしかし、民衆は真の独立がほしいのであり、それを成し遂げる王たる人物を望み つ
づけていたので、ヘロデでは勿論駄目であり、イエスこそキリストであり、ユダヤ王で あ
る、ーーーーー。
ーーーイエスこそキリストであり、ユダヤ王である、と大きな期待をもって迎えたので あ
りますが、イエスが精神的な王であっても、この地からローマ軍を追い払い、ユダヤの 独
立を成し遂げえる真実の王でないことを知って、イエスを見殺してしまうわけで、実に こ
の地球世界は、精神と物質の両面にわたって、力ある働きの出来える、救世主をこそ望 ん
でいる、ということになります。
そういう救世主の現れるのは果たしていつか、それは一人の肉体人間として現れるのか 、
救世の大光明の各人への働きかけとして現れるのか、それは今後の課題であるわけです 。
それにしても真の救いは、宗教精神と大調和科学の開発によって成就されることは確か で
す。その音頭を取るのは、個人か集団かとういことになるのであります。

                    『五井昌久先生著・聖書講義より抜粋』 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・
いままで数多くの御法話から、多少紹介してきましたが、その話の中で、『そして今度 は
だんだんやっていると、神様というのが見えてくる。大神さまの働きの光が物質化して み
えてくるーー』とか、『救世主が一人の人間で現れるか、それが光明として現れて、い ろ
んな人に働きかけるのか、』或いは聖書講義の中の、『そういう救世主の現れるのは果 た
していつか、それは一人の肉体人間として現れるのか、救世の大光明の各人への働きか け
として現れるのか、』と説かれている中のーーそれが光明として現れてとか、救世の大 光
明の各人への働きかけとか、大神様の働きの光がとか言われているのは、救世主の物質 化
して人類に働きかけている事柄を預言しているものと思われます。 ではこの救世主とは如何なる存在かといいますと、秘教の教えからみますとキリストと 呼
ばれているお方でありまして、その方の個人名がマイトレーヤと呼ばれております。 (キ
リストという意味につきましては、祈りによる平和運動/ハイラーキーと覚者方等を参 照
して下さい。) このお方は各宗教におきまして、末法の世に現れ全世界を救われるお 方
として待ち望まれている方でありまして、キリスト教ではキリストの再臨として、仏教 で
はマイトレ−ヤ仏あるいは弥勒菩薩として、回教ではイマムマーディーとして、ヒンド ゥ
ー教ではクリシュナの生まれ変わりとして、ユダヤ教ではメシアの到来として待ち望ま れ
ておられるのですが、しかし、秘教の教えではこれらはすべて同一人物を指すのであり 、
ハイラーキーの覚者方の長である世界大師の事であると教えております。 このキリスト・マイトレーヤと呼ばれている存在は、日本の神道においてはスサノオオ ノ
命としてとかれておりますが、それについて理解している人は少ないのではないかとお も
います、しかしいずれ時がくれば証明されていくのではないかと思っております。 とにかくこのマイトレーヤが物質化して働かれる形というのは、すでに活発に始まって お
りまして、  その為に世界的に働かれている秘教的なグループも存在しております。 それではこの秘教的グループについて少し紹介致しましょう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・
このグループは、ロンドンにおられるベンジャミン・クレーム氏を中心として、世界的 な
キリストの再臨についての機関誌を発行しておられるグループで、中心者のクレーム氏 は
、キリストの再臨について世界中を請われるままに講演をされておられまして、其に関 す
る書物も世界中で読まれております。
このグル−プからの情報によりますと、キリストは現在ロンドンのアジア人地区に住ん で
おられ(もちろん物質化して存在をされています。)、そしてここにはキリストのアシ ュ
ラムもあり、多くのスワミがキリストの下で働かれています。キリストのアシュラムは 、
此処ばかりではなくてインドのマイソールにも在るそうであります。そしてこのアシュ ラ
ムには多くのジャーナリストが訪れているということであります。 それで1988年4月から、キリストの側近の一人からシェア・インターナショナルは 記
事を与えられています。(シェア・インタ−ナショナル誌とは、前に紹介したキリスト の
再臨を伝える為の機関誌のこと。)これらはマイトレーヤの教えの外郭を示し、また長 期
的又は短期的にこれから起こるとマイトレーヤが予測しておられる世界情勢の進展に焦 点
をおいています。実際にマイトレーヤの洞察通りのことがすでに外的に起きている。早 く
も1988年に、マイトレーヤはネルソン・マンデラの釈放、世界の緊張緩和への過程 、
南アフリカでの和解等を予測された。更に1988年に、サッチャー夫人が権勢の頂点 に
ある時に、マイトレーヤは『運命の車輪は彼女に逆らって廻り始め、彼女は引退するだ ろ
う』と述べられた。また同じ年に、彼は世界中の政府はーー国民の声ーーに耳を傾けな け
ればならなくなるだろうと言われ、この発表は東欧での目まぐるしい展開に最も印象的 な
証明をみた。更に数週間も数カ月も前に、マイトレーヤは、イランとイラクの停戦、アン
ゴラからの外国兵力の撤退、世界中の政府とゲリラ勢力との間の歩み寄り、1988年 の
アルメニアの地震、1989年のカリフォルニアの地震や中国の地震、ソ連邦内の混乱 や
紛争、緊張緩和と軍縮へ向けての世界的な傾向、環境問題の影響の増大等を予測された 。
 マイトレーヤが予測しておられる今後の情勢の主要なものはーーパレスチナ人は彼ら 自
身の国を持つだろう・イスラエルはパレスチナ人を兄弟として受け入れるだろう・シリ ア
はレバノンを撤退するだろう。・マイトレーヤはまた、日本に端を発する世界的株式市 場
の崩壊を1988年に発表されておられます。 その他にもマイトレ−ヤは、御自身の再臨されている徴として、光の十字架という奇蹟 的
現象を世界的に現されておりまして、人々の関心を集めております。それからマイトレ ー
ヤは、五井先生が預言をされている如くに、世界中の一般市民や指導者等に忽然と出現 し
て働きかけておられます。その中でも最近は、祈りの集会に出現されておられ、それと 同
時にその出現された場所に関連して、奇蹟的な治癒力のある泉を作っておられます。 (こ
の奇跡の水につきましては、癌・エイズの問題/トラコテの万能治療水等を御参照して 下
さい。) このマイトレーヤが現されている奇蹟的現象の数々は、数カ月前にテレビ特 番
として放映をされました。
現在マイトレーヤは、アメリカの主要ネットワークテレビからのインタビューの招待を 原
則的に受け入れたそうでありますから、間もなくマイトレーヤへのインタビューがテレ ビ
を通して放映されるものと思います。
それではマイトレーヤが公へ出現する日がどの様なものであるか、クレームさんの今年 の
講演会記録から抜粋して紹介いたします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 『ベンジャミン・クレーム1994年日本講演記録より』ーーーーーーーーーーーーー ー
ーーーマイトレーヤが提供された予報のなかで大きなものがまだ一つ成就していません 。
実際、現在進行中です。これは世界中の人々に大きな影響を与えるものであり、特に日 本
の皆さんに大きな影響を与えます。それは世界の株式市場の大崩壊です。『世界の株式 市
場の大崩壊があるだろう。それは日本から始まるだろう。そしてその後に世界の経済制 度
に新しい方向付けが始まるだろう』というものです。これまでの予報の的確さ、確実さ


ら判断して、株式市場の崩壊も必ず確実に起こると考えるべきだと思います。マイトレ ー
ヤがその予報を出した直後から日本の株価が下落しました。現在では60パーセントも 下
がっています。日本経済を評論する人々は皆ーーバブルの破裂ーーという表現を使って い
ます。そのバブルという表現を最初に使われたのはマイトレーヤなのです。1988年 に
こういわれました。『株式の崩壊の後で新しい経済制度が再組織化される時、世界の政 府
の優先事項が変わるだろう。先ず第一に適切な食料の供給である。第二にすべての人間 に
対する適切な住居の提供、そして第三に、すべての人間に対して普遍的権利としての教 育
と健康管理の提供である。』これはべつに新しいことではないと思われるかも知れませ ん
が、最も富める国ですから、これらが人間の普遍的権利として提供されている国は一つ も
ありません。普遍的権利としてすべての人間に提供されるようになる時、新しい世界が 期
待できます。旧い政治的イデオロギーは退きつつあります。あらゆる政治団体の意志決 定
に合意が支配するようになるでしょう。そして、国民の本当の必要に関心を向ける姿勢 が
支配していくでしょう。マイトレーヤは株式市場を世界の賭事のカジノであるといって い
ます。実際、不必要な存在です。人間の日常の生活に何の関係もないことです。投機と 呼
ばれる病が大手を振っている賭場にすぎません。新しい時代に果たす役割はありません 。
ーー「正しい関係」ーー
 理解しなければならないのは、霊的な生活というのは宗教に限るということではない こ
とです。霊性というものは、天のどこかに神と共にあるというようなものではありませ ん
。霊性は、すべての人間に、男性、女性、子供、そして皮膚の色、国籍に係わらず、す べ
ての人間の裡にあります。私達はすべて霊的な存在です。魂、つまり霊的リアリティが 肉
体をもって生まれてきているのです。人類がもう少し成熟すると、霊性が宗教のみでは な
く人間生活のすべての分野に、政治に、経済に、科学に、教育に、文化に発揮されるよ う
になるでしょう。霊的な存在の本質は、人間がお互い同士の間に正しい関係を築き、そ し
て私達の本源と正しい関係を築く事です。世界の三分の二の人々が貧困と飢えと病の中 に
生きており、先進開発国の私達が贅沢に生きるという状況は正しい関係とはいえません 。
正しい人間関係の確率は人類の進化の旅路における次のステップであり、運命付けられ て
いる道です。しかし、それは一人で自然におこるのではなく、私達自身が正しい人間関 係
を築いていく努力をしなければなりません。正しい人間関係とは、世界の資源を分かち 合
うことによって世界に正義を確立することです。豊かな世界で、一人でも飢え死にする な
らば、正しい人間関係があるとはいえません。2・5秒ごとに一人の子供が飢え死にし て
います。先進開発国の倉庫で腐っているその食料がないためにです。人類が前進する為 の

道は一つしかないことをマイトレーヤは示しにこられます。私達には自由意志がありま す
から、マイトレーヤの助言を受け入れるかどうかは私達次第です。しかし、その助言を 受
け入れなければ、私達はこの地球を滅ぼすでしょう。生活水準に大きな隔たりのある世 界
の二つのグループの間に存在する緊張感が大三次世界対戦につながるでしょう。次の対 戦
があればそれは核戦争です。もしそのような事態になったら、人類のみならず、人類以 下
の動植鉱物界もすべてを滅ぼします。しかし、そのような破局は必然ではありません。 私
達がしなければならないことは、新しい輝かしい文明を築いていくためにしなければな ら
ないことは、分かち合いの原則を受け入れることです。資源の分かち合いのみが、平和 に
とって欠くことのできない正義をもたらすだろう、とマイトレーヤはいわれます。

ーー『出現』ーー
 マイトレ−ヤは株式市場の大崩壊の前に公に姿を現すことを望んでいます。それによ っ
て世界各国の政府がマイトレーヤの助言に耳を傾けるようになり、崩壊がもたらす影響 を
少しでも緩和することを望んでいます。そのために、マイトレーヤが当初から予定され て
いた全世界のメディアを通じて全人類に直接に語りかけるという大宣言の日の前に、ア メ
リカの主要ネットワークテレビでのインタビューの申込みを、マイトレーヤは原則的に 受
入れました。その為の最良の時期をマイトレーヤは今待っていますが、それは非常に間 近
に行われることが期待されています。インタビューは大宣言ではありませんが、それに 向
かう大きな一歩です。その後に次々といろいろなメディアでのインタビューが引き続い て
起こると思います。大宣言の前にそのようなインタビューが幾つあるかわかりませんが 、
大宣言の日には世界中のテレビネットワークが衛生中継で連結されるでしょう。 大宣言の日には、世界のメディアによって招待され、全人類の前に姿を現すマイトレー ヤ
の姿を皆さん方はテレビの画面に見るでしょう。それぞれの宗教によって、異なった名 前
で待望されているその方をみるでしょう。そのお顔は見えますが、マイトレーヤは一言 も
言葉を発しないでしょう。しかしマイトレーヤはその全知偏在の高みから、全人類をオ −
バーシャドウされます。マイトレーヤのオーバーシャドウによって、彼の思いが、アイ デ
アが、呼びかけが、一人一人の心の内に(沈黙の内に)各人の言葉で、世界中、同時に 、
はっきりと伝わってくるでしょう。それと同時にマイトレーヤの愛のエネルギーが人類 の
心(ハート)にながれいり、マイトレーヤの呼びかけに対して心からなる反応を呼び起 こ
すでしょう。肉体のレベルにおいては世界で何千、何百もの人々が奇蹟的な病の治癒を 経
験するでしょう。この三つの方法によって、人類は、この方こそキリストであり、世界 大
師であり、マイトレーヤ仏であり、クリシュナであり、イマム・マーディーであること を
、それぞれの人々が待望しているそのお方であることをはっきりと確信するでしょうう 。
世界中に数多い偽キリスト、偽マイトレーヤの時代はおわるでしょう。新しい時代に人 類
を助け、新しい世界を築くためのインスピレーションを与え、指導してくださるこのお 方
を認知するでしょう。

ーー『責任』ーー

今、生を受けている(転生している)この私達は地球の未来に対して大きな責任を持っ て
います。マイトレ−ヤの呼びかけに私達がどの選択をするかによって、この地球の未来 が
決まります。私達一人一人が一生の間に行う最も大切な選択です。私達人類が、正しい 選
択をするということをマイトレーヤは確信しておられます。マイトレーヤはそのメッセ ー
ジの中で言われています。
『私の心は、あなた方の答えを、選択を知っている。そして、喜んでいる。』それが未 来
への希望の保証です。マイトレーヤのインスピレーションの下で、私達はこれまで想像 だ
にしたこともない輝かしい文明を創るでしょう。人類の霊性は無尽蔵です。政治、経済 、
社会が、日常生活の在り方が私達を縛りつけるために、私達の潜在力である霊性を発揮 す
ることが出来ないのです。人間に足枷をしている貪欲や利己主義から自分たちを解放う ほ
ことによって人間本来の、神としての存在を発揮していくでしょう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・
 五井昌久先生のみ教えにあるように、現在までキリスト・マイトレーヤは物質化して 出
現されて、世界中のあらゆる人々に働きかけておられますが、それについてクレームさ ん
の講演会記録より紹介致します。
『ーーー1988年4月以来、マイトレーヤは一連の預言をご自分のまわりにいる側近 に
話され、それが私達のところに二人のジャーナリストを通して伝えられました。これら の
マイトレーヤからの予報が、私達の発行しているシェア・インターナショナル誌に掲載 さ
れ、同時に世界中のメディアにニュ−ス・リリースとして送られました。この世界の歴 史
上、これほど膨大な量の、しかもあらゆる分野にまたがる予報が、しかもこれほど正確 な
的中率で提供されたことはかつてありません。 主にゴルバチョフ氏の行動を通して実現した冷戦の終結、グラスノスチ、そしてソ連邦 の
解体を、マイトレーヤは1988年に予報しました。27年間も牢獄につながれていた ネ
ルソン・マンデラ氏の釈放、アパルトヘイトの廃止と新しい南アフリカの建設も予報し ま
した。南アフリカの大統領としてネルソン・マンデラ氏が選ばれた現在の状況がマイト レ
ーヤの予報を完全に成就させました。最初の頃の予報の中でマイトレーヤは、パレスチ ナ
人は彼ら自身の故国をもつだろう、そしてパレスチナ人とイスラエル人は同じ土地を分 か
ち合うだろう、そして兄弟として共に住むだろうと言われました。今、まさにその事が 起
こっています。又・その当時、アメリカは共和党の大統領(ブッシュ)を持っていまし た
が次の大統領は、民主党から出るだろうと、選挙の二年前にマイトレーヤは予報されま し
た。これらはマイトレーヤが提供された多くの予報のうちのほんの、幾つかの例です。 マイトレーヤはどうしてゴルバチョフ氏があのような行動をとるという事を、ネルソン ・
マンデラ氏が、このようになるということを知っていたのでしょうか。霊視をしたり、 水
晶の球を覗いて未来を見たりということではありません。マイトレーヤはそれを起こさ せ
たのです。ゴルバチョフ氏やマンデラ氏に姿を現し、彼らを鼓舞することによって、こ の
ような事をおこさせました。世界中の指導者達のなかでも、とくにゴルバチョフ氏とネ ル
ソン・マンデラ氏がマイトレーヤの鼓舞に対して、刻みつけられた印象に対して、非常 に
敏感に反応しました。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・
・・・『祈りによる平和運動/大救世主の再臨(3)につづきます。』ーーーーーーー ー
ーーー

            ☆世界人類が平和でありますように 296 MHG02212 1/08 62 祈りによる平和運動/大救世主の再臨(3)
平山 儀則    検索キー:スピリット
NAME:平山 儀則   
NAME:平山 儀則   
          祈りによる平和運動/大救世主の再臨(3)

『祈りによる平和運動/大救世主の再臨(2)からのつづきです。』−−−−−−−− −
1986年にマイトレ−ヤは獄中のネルソン・マンデラ氏のもとに姿を現しました。そ し
て彼に、南アフリカ連邦の大統領に会見を求める手紙を出すことを勧めたのです。 マンデラ氏は苦笑しました。刑務所の所長にすら面会することができないこの自分が、 何
で一国の大統領に面会など出来るでしょうかと。しかし、マイトレ−ヤは、それでもと に
かく手紙を書きなさいと言われたので、マンデラ氏は結局そのようにしました。同時に マ
イトレ−ヤは当時の大統領、デクラ−ク氏に対して、アフリカの将来の為にはアパルト ヘ
イトの廃止しか道がないという印象を刻みつけました。デクラ−ク大統領は、世界のリ −
ダ−達のある会議で、神ご自身が自分にアパルトヘイトの廃止を促されたという事を話 し
ております。神ではありませんでした。それはマイトレ−ヤだったのです。そして、つ い
先週、テロリストとして、非合法組織のリ−ダ−として獄舎につながれていたネルソン ・
マンデラ氏が新しい南アフリカの大統領になったのです。 ベルリンの壁が壊されました。世界中の人々が自由を要求しています。全体主義的な圧 政
政治は世界中いたるところで退いています。人民の意志が世界中にますます大きく顕現 し
ています。東西ドイツが統一されました。あらゆる専門化の予想よりも30年から40 年
も早く、統一されました。1948年以来、次々と戦争の中にあった中近東に今、平和 が
訪れつつあります。平和を達成する唯一の方法はその地域を、その地域の資源を分かち 合
うことを通してです。私がこのような例を話すのは、この偉大なる方が、人類の自由意 志
を犯すこと無に、彼の印象付けに敏感に反応するリ−ダ−達を通して絶えず働きかけて お
られることを示すためです。−−−』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ この様にキリスト・マイトレ−ヤは、世界中のあらゆる人々に働きかけられて世界を変 え
ておられます。しかし、その働きの中にはキリストが世界に放出されているエネルギ− も
あります、それは、キリスト意識のエネルギ−だけではありませんで、この時代の為に 用
意されたものであり、まったく特別なエネルギ−でありまして、これが人類を大調和の 方
向へと変換させておられます。(これについては別の論文に纏めるつもりであります。 )
この作品の最初に紹介した五井先生の御法話の中で、真の天皇について述べられており ま
すが、この御法話をよく熟読してくだされば分かると思いますが、真の天皇というのは 、
実はキリスト(世界大師或いは世界教師。)のことなのであります。 終戦時の昭和天皇の国を救った犠牲行為をキリストに例えておりますが、それは間接的 に
真の天皇と秘教的にキリストと呼ばれている存在が同じであるということを教えて下さ っ
ているのであります。五井先生は覚者でありますからすべてを御存知であります、しか し
、キリストの真の姿について説くのには時期的な問題もありますし、色々と難しくなっ て
しまいますからこのように間接的に説かれたのではないかと思います。(これは時期が く
れば世界的な事実として証明されますから。) この昭和天皇の犠牲的行為とキリストをだぶらせて説かれているのは、他にも重要な意 味
があるようでありますが、これは別の作品に纏めるつもりであります。

それからこの天皇の御法話において、注目していただきたいのは、『何にしても神聖に し
て犯すべからざる、ようするに霊がですね』とか、『私が何度も言うけど、そういうな ん
ていいますかね、神霊を中心に置くために、この世界をすっかりきれいに大掃除しなけ れ
ば、それがこられないんですよ。』という様に真の天皇(キリスト)の出現について述 べ
ておられますが、この天皇の出現について五井先生は、「霊」とか「神霊」という表現 方
法を使っておられます。これは天皇が物質化して出現することを現しております。 何故かといいますと、赤ん坊として肉体を持たれた方が、神我一体の悟りを得た場合に は
神霊という様な表現の仕方はしません。そのような場合は神人というのであります。

五井先生は内界で働かれている覚者方のことを、守護神とか神霊という様な表現の仕方 を
していましたので、ここで説かれている神霊とは覚者の物質化して出現することを説い て
いることがよくわかります。

真の天皇であられるキリスト・マイトレ−ヤは、現在までに物質化して出現しておられ 、
ロンドンのアジア人地区に実際に住んでおられます。そして、この偉大なお方は今まで 説
明してきたように、世界にあらゆる問題解決の為のメッセ−ジを与えてくださっておら れ
まして、世界平和建設の為の道を指し示してくださっておられます。 私達は少しでも早く、キリストが世界の中心にお戻りになる日を願いたいものでありま す

五井先生はその御著書『宗教と平和』の中の−−心霊科学と宗教−−の章でこの様に述 べ
ておられます。(この御法話は昭和43年における御法話です。) −−『見ずして信ずる者は幸いなり、の言葉を第一の言葉として、第二、第三の道を、 私
は今日迄研究しつづけてきたのでありますが、第二の道を霊覚による個人的運命指導と し
、その運命指導にからんで、神と人間との関係、真実の人間についての真理の話を聞か せ
ており、第三の道としては、世界平和の祈りの説法をしているのであります。 −−中略−−神は人間の本体であり、神の世界こそ、人間の本住の地であるから、人間 は
どうしても神のみ心に還えらなければ、真実の明るさ、真実の安心をえられぬようにで き
ているのであります。自己の想念が、神の世界に常に還えっていながら、この世の生活 を
そのまま行じている人を覚者というのでありますが、私はそうした覚者への道を、昔の 宗
教者のように難行苦行をなさしめず、知らぬうちに体得させようとしているのでありま す
。それが世界平和の祈りなのであります。世界平和の祈りをしております時は、その人 は
すでに神の世界の住者なのです。何故ならば世界人類の平和こそ、神の姿の現れた姿で あ
るからで、それを願うのは神の御心そのものであるからです。世界人類の平和を乱して い
るもの、それは人間の業想念にほかならないのですから、その業想念を神の世界の大光 明
のなかに各自が持ち込んで、消し去ってくることによって、この世が、神の真の姿であ る
平和世界になることは必定なのであります。その最もやさしい方法が、世界平和の祈り な
のであります。
第四の方法は、この世界平和の祈りを、皆さんがすることによって、この地球世界が次 第
に浄まってきて、心霊や神霊の光のひびきに近づいてゆくので、心霊や神霊が地球世界 に
その姿を現しやすくなる、という理を根底にした、心(神)霊現象実験なのであります 。
この成功こそ世界人類を現実に救いえる唯一の方法と私は確信しているのであります。 今日ではもはや、理論だけの宗教などはなんら力のないものになってしまいます。いく ら
理屈をいっても、釈尊やキリストのことを学問的に調べて発表しても、無意味に等しい の
です。』−−−五井先生はこの様に、『心霊科学と宗教』というテ−マの中で、神霊の 物
質化現象について述べておられますが、これは秘教の教えからみるならばハイラ−キ− の
外的顕現のこと、つまりキリストと覚者方が物質化して出現されることをいっているの で
あります、そして五井先生はこの文章の最後をこの様に結ばれておられます。

−−−今日こそ、大神の至上命令が、地球世界に厳然とひびきわたって、大神(救世主 )
の命のままの世界の組み立てがはじまらぬ以上は、地球世界は滅亡のほかはありません 。
 世界平和の祈りこそ、大神の姿が、救世主として地球界に君臨する日を、はらい浄め て
お待ちする祈りであるのです。

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 今まで大救世主が、物質化して出現されているという事を中心に説明してまいりまし た
が、これからは救世主の肉体人間として現れる形、つまり赤ん坊として生まれて肉体を 持
たれるという形について考察してみたいと思います。 五井先生は今までに説明したように、救世主の出現についてハッキリとは言及されずに 、
二通りの在り方を話されておられ、その一つが今まで詳しく説明してきた物質化現象と し
て現れる形であり、そしてもう一つの在り方が、肉体人間として現れる形です。 この肉体人間として現れる形というのは、赤ん坊として生まれてきた人間の事をいって い
るものと思われます。
普通一般的には、救世主の出現については、この肉体人間として生まれてくる形を考え る
方が多いのではないかと思いますが、今まで私が、この課題について研究してきていえ る
ことは、キリスト・マイトレ−ヤ(救世主)が赤ん坊として生まれて肉体を持っている と
いう可能性はまずないといっていいでしょう。 それでは、この肉体人間としての可能性はないかといいますと、そうではなくて、これ は
マイトレ−ヤがあるお方をオ−バ−シャドウされるという形を通して実現されるのでは な
いかと考えています。
これはどういう事かというと、来るべき時代に現れる神権政治(祈りによる平和運動/ 中
心なる日本人を御参照して下さい。)について考えてみる時、この神権政治を形成する の
は、物質化して現れる覚者方と肉体人間として生まれている方達によって形成されるの で
ありますが、この神権政治において実際の政治を行うのは肉体人間として生まれている 方
達なのであります。そして、この神権政治の中心者になるのは誰かといえば、それはマ イ
トレ−ヤであります。  しかし、マイトレ−ヤは肉体人間として生まれてきておりま せ
ん、ですからこの実際に政治を司る神権政治の中心者をオ−バ−シャドウする形を通し て
顕現されるのではないかと思います。これは、最初に紹介した五井先生の天皇について の
御法話にもよく現されておりまして、それはどの個所かといいますと−−−『どこのど な
たが天皇になるかは、まあ別として、私ども日本に住んでいる日本人はね、日本に住ん で
いる日本人はいわゆる皇太子、いわゆる浩宮というでしょう。ああゆう人がなるのが一 番
楽ですからね、一番この摩擦がありませんやね。他からヒョッと出てきて天皇だったり す
るってのは、それで摩擦がない、そのままス−といって浩宮なら浩宮が本当の天皇のね 、
天皇の本源を現すような大神霊になってくだされば一番いいと思って・・・』という個 所
なのでありますが、その中で浩宮さんを例にとって−−本当の天皇のね、天皇の本源を 現
すような大神霊になってくだされば一番いいと思って、−−−とあります。 これはややもするとス−ッと見過ごしてしまいそうになりますが、この個所に大変重要 な
意味が込められているのがよくわかります。それは前にも説明しましたが、肉体として 生
まれてきた方がその本源を現して神我一体の悟りを得た場合には神人になったというの で
ありまして、大神霊という表現の仕方は致しません。これはつまり大神霊(偉大な覚者 )
が、肉体人間をオ−バ−シャドウして御自身を現される形を示しているものと思います 。
ここでは浩宮さんを例にとりまして、説明されておりますが、やはりこの様な方が神権 政
治の中心を司る者として現れる事がこの御法話等からハッキリと読み取る事が出来ます 。
この様な覚者(神霊)の出現方法は、秘教的には全く一般的でありまして、多くの覚者 が
この方法を取られまして肉体界に出現されておられます。 キリスト御自身も、何度もこの方法を通して、肉体界に出現をされましたが、その中で も
有名なのは2千年前に弟子であるイエスの肉体を通して顕現されたことであります。 この様なことを聞いても、ピンとこない方達も多くいるのではないかと思いますが、こ れ
は秘教的な事実でありますので、いずれは証明されることであります。 この様な事柄は、五井先生はお話にはなりませんが、しかし五井先生の聖書講義等を注 意
深く読むならばイエスがまだ覚者ではなく、不完全な面があった事をその御法話のなか で
お説きになっているのを見つけることが出来ます。(五井先生は、真理を易しく説く役 目
であり、祈りによる平和運動の使命から考えても、時期的にはこの様な事柄は発表出来 な
かったものと思います。それから五井先生が説く霊覚者の意味は、秘教でいう覚者の意 味
とは異なりまして、詳しくいうならば、覚者にまだてっていない霊覚者は、いまだ不完 全
な面がありまして邪道に陥る可能性を秘めております。) それでは、この様な神権政治の中心者はどこから出現されるのでありましょうか。 それについてハッキリ断言出来ることは、霊的な原理から考えまして日本であることは 間
違いないと思います。ここで説く霊的原理とはなにかといいますと、日本という霊的使命の持つその特殊性の こ
となのであります。
これについては、秘教の教えとしても未だ提供されてはおりませんが、秘教の教えは段 階
的に人類に与えられるものでありまして、いずれ日本の天命についても詳しく説かれる と
きがやってくるものと思います。
それでは日本の天命とは何なのでありましょうか、それは五井先生も説かれている如く に
日本は霊的には世界のヘッドに位置していまして、世界の雛形としての使命のある国な の
であります。
これは私が日本人だからいっているのではありませんで、今まで五井先生のみ教えや神 道
関係の教え等を研究してきた結果としていっているのであります。 それでは、日本は平和世界を創る原型なのではありますが、それがどの様に世界の雛形 で
あるのか、ある資料から紹介してみましょう。 これは出口王仁三郎が率いていた当時の、大本教団の歴史なのでありますが、この王仁 三
郎と大本教こそ、この日本の霊的使命をもっとも現していたものは他にはないでありま し
ょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・
−−−ある王仁三郎研究家の御著書からの抜粋です。−−−

−−『歴史と王仁三郎が示す六年間隔の神秘的符合』−−  出口王仁三郎の未解決の予言、すなわち「未来予言」について述べるまえに、私達は 、
王仁三郎あるいは「大本」と、「歴史」のあいだに見られる、不思議な暗号についてふ れ
ておく必要があるようだ。
この暗号の意味を解釈することが、王仁三郎の数々の予言の核心にアプロ−チする、重 要
なキイになるのである。
王仁三郎が徹底的な弾圧をうけたのは、昭和10年(1935)の12月8日である。 この日、警官隊は綾部、亀岡、そして王仁三郎のいた宍道湖畔の松江の別院を急襲した の
だが、連合艦隊の特別攻撃機が真珠湾を急襲したのは、ちょうどこれから6年後の12 月
8日であった。しかも日時だけではなく、宍道湖(しんじこ)−−真珠湾(しんじゅわ ん
)という地名まで符合していることは、なにやら私達にひっかかりを感じさせずにはお か
ない。もちろん、このような例がこれひとつだけなら、偶然としてすますことが出来る か
もしれない。しかし、次のような不思議な暗合が、つぎつぎと重なってくると、これは 最
早、なんらかの意味のある偶然としか考えられなくなってくる。 昭和11年(1936)4月18日、綾部、亀岡の聖地はその所有権をとりあげられ、 全
国の大本関係の施設は、つぎつぎにことごとく破壊される。ちょうど、これから6年後 の
昭和17年4月18日、アメリカのドゥリトル爆撃隊による最初の本土空襲がおこなわ れ
、やがて全国の主要施設が空襲によってくまなく破壊されるようになる。 しかも、昭和17年(1942)8月7日、王仁三郎は保釈されるや、『わしの出た日 か
ら、日本は負けはじめじゃ』といったが、ちょうどこの日、米軍はガダルカナルに上陸 、
本格的な反抗をはじめるのである。
また、昭和20年(1945)9月8日、王仁三郎は大審院において、最終的に無罪を い
いわたされる。そしてちょうど6年後の昭和26年9月8日、サンフランシスコ講話条 約
が結ばれ、第2次大戦は法的にも終結するのである。 さらに、「昭和神聖会」の旗揚げは、昭和9年(1934)7月23日である。ところ が
、これからちょうど6年後の同じ日、第二次近衛内閣が発足する。この近衛内閣は、同 じ
九段の軍人会館で大政翼賛会の結成大会をおこなった。 昭和神聖会は、「大本」による右翼連合の組織化であり、大政翼賛会は、政府による上 か
らの右翼の組織化であった。そして、王仁三郎は、民間右翼の大物、内田良平を副統官 に
任じ、近衛内閣は軍統制派の東条英機を副総裁に任命している。 このように、大本弾圧と日本の敗戦への足取りが、不思議にパラレルな関係になってい る
ことを、私達は、どのように解釈すればいいのだろう。しかも、それはピタリと『6年 』
といった間隔をはさんだ関係になっている。 さらに、神秘はこれだけではない。
王仁三郎が投獄されていた期間は、事件発生の昭和10年(1935)12月8日から 、
昭和17年(1942)8月7日の仮釈放までの、6年8カ月。また日本が連合軍の占 領
下にあったのは、昭和20年(1945)8月28日に、最初のアメリカ軍が厚木飛行 場
に降り立ってから、昭和27年(1952)4月27日に日米講話条約が発効するまで 、
6年8カ月、しかもどちらも閏年(うるうどし)を二回はさんで、ピタリ2435日で あ
る。さらに、大本事件発生から、昭和20年9月8日の大審院における、最終的解決ま で
の期間は、9年9カ月。太平洋戦争も開戦から、昭和26年(1951)9月8日のサ ン
フランシスコ講話条約まで、ちょうど9年9カ月である。 このように、王仁三郎と、現実の歴史展開との間の、不思議な共振構造を、私達はどの よ
うに理解したらいいのだろうか。

『日本で起こることは、まず大本に起こる』 「大本」では、早くから「型の思想」ともいうべきことが強調されていた。それは、 『大
本は世界の鏡』という『お筆先』にもしきりに出てくる言葉からもわかる。 この型ということには、受動的な意味と能動的な意味がある。受動的というのは、世界 あ
るいは日本で起こることは、まず大本に『型』として起こるということであり、能動的 な
意味としては、大本である型を演じれば、それが日本、あるいは世界に反映してゆく、 と
いうことなのである。
そして、実際にそういう型と実地の照応が、王仁三郎と日本の歴史、つまり弾圧と敗戦 と
いう形で、現実に生起したことはいま述べてきたとおりである。 予言とか神秘とかいうと、すぐ超能力という言葉が連想される。しかし、いくら超能力 を
もっていたとしても、このような現象を人為的に起こすことは不可能である。このよう な
現象は、その主役である王仁三郎や日本という存在が時空間の全体構造のなかで、なに か
特殊な存在、特別の使命とか役割をもった存在であったとしなければ、どうしても説明 が
つかない現象ではないかと思われる。

『霊界と現界の照応原理』
 第一章で述べたように、物質界の根源をどこまでもたどっていくと、まったく物質的 な
性質のかけらもない世界に、私達は到達する。これによって推察できることは、霊界は 、
単純に現界と対立して、二元論的に存在するものではなく、現界とかさなりあうような 形
で、つまり合わせ鏡のような感じで存在している、ということが導きだせる。 王仁三郎は、このような現界と霊界の関係をつぎのように述べている。 『現実世界はすべて神霊世界の移写であり、また縮図である。霊界の真像を写したのが 現
界すなわち自然界である。ゆえに現界を称してウツシ世というのである。これをたとえ ば
一万三千尺の大富士山をわずか二寸四方くらいの写真にうつしたようなもので、その写 真
が現界すなわちウツシ世である』(霊界物語より) 一万三千尺の巨大な富士山(霊界)が、二寸四方(限界)に転移される、という王仁三 郎
ならではの例えを前に、私達は霊界の壮大なパノラマを見る思いがする。 このような霊界から現界の照応構造が、おそらくいま紹介した、奇妙な型とよばれる現 象
を発生させる根底にあるのだろう。
しかし、照応構造といっても、ここでいう霊界のパノラマと現界とは、まったく照応し た
同一の風景なのだろうか。霊界と現界が合わせ鏡のように照応していることは、感覚と し
てわかるとしても、ただ問題は、一人の媒介者が、霊界のビジョンをキャッチしたとき 、
それは現界の時間・空間と、どのような関係で照応しているのか、といういわば照応の 構
造の問題が残る。
王仁三郎自身は、この点について次のように述べている。 『神界と幽界とは時間空間を超越して、すこしも時間的の観念はない。それゆえ霊界に お
いて目撃したことが、2、3日後に現界に現れることもあれば、10年後に現れること も
あり、数百年後に現れることもある。また数百年、数千年前の太古を見せられることも あ
る。−−中略−−霊界より見れば、時空、明暗、上下、大小、広狭等すべて区別なく、 皆
一様並列的に霊眼に映じてくる』(霊界物語より)                   ・
                (中略)                   ・
−−『日本列島は世界地図の縮図である』−−  ここで、私達はもう一つの、驚くべき型について述べておかねばならない。それには 一
枚の世界地図があれば十分だ。ついでに日本地図もあったほうがいい。 世界地図をひろげてみよう。そうすると、私達は、ある驚くべきことに気がつく。それ は
、日本の国土そのものが、世界の雛形になっているのである。日本列島の配置を変換す る
と世界の五大陸の縮図となっているのである。 王仁三郎も大本神歌のなかで、『日出る国の日の本は、全く世界の雛形ぞ、わが九州は ア
フリカに、北海道は北米に、台湾島は南米に、四国の島は豪州に、わが本州はひろくし て
、欧亜大陸そのままの、地形をとどむるも千早ぶる、神代の古き昔より、深き神誓の在 す
なり』と述べている。
  本州ーーーユ−ラシア大陸
  北海道ーーーアメリカ
  九州ーーーアフリカ
  四国ーーーオ−ストラリア
  台湾ーーー南アメリカ
  となり、しかも富士山はヒマラヤに、琵琶湖はカスピ海にといった具合に山や河や 湖
なども、みごとに対応するのである。
何故、このような相似が成り立つのだろうか。これも霊界と現界の照応原理から考える と
、日本列島の成立そのものに、特殊な霊的磁場が作用したからだと解釈できる。実際、 神
道霊学の立場からすると、日本が神国であるという根拠は、この霊的磁場そのものとし て
の国土と、言霊としての日本語に帰着する。                   ・
                 (中略)                   ・
 最近世界を騒がせている『竹内秘史』も、明確にこのような磁場において成立したと い
える。これは、武内スクネの末裔となのる、越中の竹内家に代々継承されたと称される 一
連のいわく因縁のある古文書である。この竹内秘史によると、日本民族の歴史は気の遠 く
なるような太古の時代にまで遡及し、そのころの日本は世界を支配していたという。そ の
支配は霊的な支配で、そのために、彼らは日本列島のあるところに世界を統轄する神宮 を
祭祀していたというものだ。
これを通常の意味における歴史と考えるには、年代があまりにも途方もなく、文体的に も
また内容的にも、あまりにも奇妙なもので、近代における偽作ではないかという疑問も も
たれている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・
『祈りによる平和運動/大救世主の再臨(4)につづきます。             ☆世界人類が平和であたますように


295 MHG02212 1/08 60 祈りによる平和運動/大救世主の再臨(4)
平山 儀則    検索キー:スピリット
NAME:平山 儀則   
NAME:平山 儀則   
         祈りによる平和運動/大救世主の再臨(4)

『祈りによる平和運動/大救世主の再臨(3)からのつづきです。』・・・・・・・・ ・
しかし、王仁三郎も『竹内秘史には、わしが神様から聞いているのと少し違うところも あ
るが、信ずべきところもあり事実もある。鵜沢博士(二・二六事件の弁護士)はこれを 読
んで感心して、世の中が変わるというているのである。わしも神界から聞いているけれ ど
も、そんなこというたら日本の国がつぶれてしまうから、あくまでこのまま押し通して い
かねばならんので・・・・』と述べているように、なにかとてつもない秘密が隠されて い
るようである。
この種の霊的書物は、そもそも霊界と現界が、時空を超えた照応関係にあるがために、 読
み方によって、神話的歴史の書であると同時に、予言書でもあるという重層的な性格を も
っている。このような意味で、古事記には六通りの読み方がある、と大石凝真素美はい っ
ている。前章で述べたように、霊界物語には三十六通りの読み方がある、王仁三郎も述 べ
ている。その一つの読み方が予言書であるが、普通に読めば、太古のまだ人間が霊体だ け
であった時代の歴史をつづったもの、としてうけとめられるのである。 ところで、このような日本列島そのものが、地球の雛形になっているということと、王 仁
三郎がその日本の型をある時代において演じた、ということがどう結びつくか、一つの 壮
大な時間軸のなかで神話的シュミレ−ションによって考えてみると興味深い。霊学的な 伝
承の世界では、日本の古い名称として霊(日)の元津国といういいかたが伝えられてい る
。神代とよばれるはるかなる太古の時代においては、霊界はこの霊の元津国ーー日本列 島
の霊的磁場を媒介として、現界に流出する回路をもち、霊界と現界は強い共振構造に置 か
れていた。
王仁三郎は、この時代を国常立命の神政時代としている。この時代は霊主体従の時代と も
表現される。このような時代においては、現界においても、世界は霊的秩序のもとにあ っ
た。ところが、ある段階で、霊界の流出回路が幽閉されてしまって以来、世界は体主霊 従
と呼ばれる、秩序のない乱れた世の中になってしまった。 この日本列島に幽閉された、霊的回路の封印をとりのぞくということが、すなわち大石 凝
真素美の主張であり、ナオにかかった艮の金神の要求でもあった。そして王神三郎はみ ず
からの魂体(からだ)を霊的器官と化すことによって、太古以来、幽閉されてきた霊的 回
路を、ふたたび日本列島の磁場のなかにときはなとうとしたのである。別の言い方をす る
と、ある段階で王仁三郎は日本の霊界そのものの意志と、同一化した存在になっていた 。
まさに、神からの使命を受託した容器と化していたのである。                  ・
                (中略)                  ・
ーー『これから本当の火の雨が降る』ーー
 敗戦後まもない昭和20年(1945)9月、小石川小学校で開かれた大審院法廷は 、
検察側の上告をしりぞけ、王仁三郎らの無罪は確定した。しかし、すでに王仁三郎を裁 く
国家機構自体が、解体の危機にさらされていたから、これはまったく形式的な儀式にす ぎ
なかった。
こうして、王仁三郎を中心に、戦後の大本は華麗な再発足をするかに思われた。彼はす で
に獄中にいるときから、
 『これは悪魔と悪魔の戦争やから加担する必要はない』『神界に百八十一階級あるが 、
邪神にも百八十一階級ある。いま戦争をやっているのは邪神の、十二、三階級の者が指 導
者になってやっておるのだ』と述べ、『これでわしらは戦争に協力しようにもできんと こ
ろにいれられた。このことは後で重要な意味をもつんや』『東条はじめ、村長にいたる ま
で戦争の協力者である。ルーズベルトもスターリン・・・全然責任のないのは大本だけ 』
と述べていた。
信者の多くは太平洋戦争で立替えという破局の段階は終わり、これからいよいよ立て直 し
、すなわち平和的な建設の時代にはいると考えた。また、王仁三郎もあまり予言めいた こ
とを口走らなくなる。
もっとも、まったく予言めいたことをいわなくなったかといえば、そうではない。敗戦 の
日、彼は中矢田農園の自宅で、ワッとつめかけた大勢の信者に、  『ワッハッハッハマッカーサれた』と冗談を飛ばし、  『つぎはアメリカとソ連じゃ。しかし、はじまったら半年ほどしかかからん。そのあ と
  はしばらく平和時代がつづく』
と、さっそく予言している。
これは、本格的な米ソ戦争を予言したというより、その代理戦争である朝鮮動乱を予言 し
たもののようである。事実、朝鮮動乱は半年とはいわないが、約一年の後に休戦交渉に は
いり、すくなくとも日本に関するかぎり、しばしの平和時代がつづくのである。 王仁三郎はまた、昭和20年の暮れ、このような平和が、かりそめのものであることも 警
告している。ちょうどそのころ、吉岡温泉に逗留中の王仁三郎を訪ねた新聞記者が、  『火の雨の予言も実現しましたね』
と感心すると、王仁三郎は、こう答えたというのである。  『実現せんように努力したが、残念ながら実現してしもた。しかし、あれはまだ本物 じ
ゃない。本当の火の雨はこれからじゃ』
これは、まだこれからおこるかもしれない核戦争のことなのだろうか・・・・。 戦後大本は、昭和21年2月7日に、愛善苑という名称で再発足する。亀岡・綾部両市 議
会は、すでに無償で聖地返還を決議していた。再建は急ピッチで進められ、翌22年8 月
には王仁三郎の喜寿を祝う祭りが盛大におこなわれた。 この戦後の日々は、時代の光と闇を一身に担い、なにものかにせきたてられるような、 波
瀾の生涯を送ってきた王仁三郎にとって、ゆっくりとくつろげたわずかの貴重な時間で あ
ったかも知れない。縁側のソファにもたれかかりながら、愛犬シロとたわむれる孫たち を
、やさしい目で見つめる王仁三郎。それは王仁三郎がふつうの人間として送ることので き
た短い時間だった。
昭和22年、王仁三郎の肉体には急速に老化のきざしがあらわれる。そして、翌昭和2 3
年1月19日未明、王仁三郎は亀岡の天恩郷で、その76歳の波瀾に満ちた生涯を終え た
。その死に顔は、満ち足りた安らかさをたたえていた。  こうして、偉大な予言者であり、宗教家であり、すぐれた政治的指導者でもあったこ の
不思議な人物は、この世を去った。未解決の予言を残して・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・
 今まで紹介したように、日本は霊的に特別な使命がありまして、日本が世界を大調和 す
る中心となっていかない以上世界に平和が来ることはありません。 日本は全く平和世界の原型としての霊的使命があるのです。 その一つの現れが、日本の平和憲法なのでありまして、これは世界に類例をみないもの で
あり、素晴らしいものであります。
ですから現今の政治家の先生方が、この平和憲法をアメリカが作ったものだとか、時代 遅
れだとかいっているのは、日本の天命が何であるか全く理解していないからなのであり ま
す。五井先生も説かれておりますが、この平和憲法は人意によって出来たものではなく 天
意によって出来た全く神の御心が作らせたものであるといわれております。これは言い 換
えるならば、覚者方が日本の天命達成の為にインスピレーションを与えて作らせたもの と
いってよいでしょう。
ですから平和憲法を無くしてしまおうなどという議論は、全く馬鹿げておりまして、そ れ
は日本を亡ぼし、世界を亡ぼす行為なのでありますから、そういう事を日本の政治をと る
者たちは、よく認識する必要がありましょう。 それでは話を元に戻しまして、神権政治の中心者は日本に現れると述べましたが、実は 大
本教の出口王仁三郎は、御自身が生まれ変わってくる事を明言されておられます。 王仁三郎は当時、神道でいうスサノオオノ命の神がかり(オーバ−シャドウ)を受けて お
りまして、その器として働かれていました。 以前にも述べましたが、スサノオオノ命と秘教的にいうキリストは同一の存在でありま す
から、王仁三郎はキリストのオーバ−シャドウを受けていた、つまりキリストの器とし て
働かれていた事がわかります。
ということは、当時の真の天皇は皇室にいたのではなくて、王仁三郎を通して現れてお ら
れ、日本の天命達成の為に働いておられたのであります。 その王仁三郎が転生してくるということですから、これから先の時代に出現する神権政 治
の中心となる方は、この王仁三郎の転生された存在とみて間違いないでありましょう。

 ここで注意しておきたいのは、この様な重要な立場にある存在は、覚者方の他には誰 も
知る事が出来ないという事であります。
特に現在、白光会の会長である西園寺昌美は、ある青年を救世主として、あるいは新天 皇
としてまつりあげており(もっともこれは、社会の裏側においてなされている事です。 )
、その青年を元首的な存在として自らの野心的計画を果たそうとしております。 他の論文でも述べましたが、西園寺会長は覚者ではありませんから、真の天皇の様な存 在
が何処に転生しているかなど知ることが出来るわけがありません。 それどころか西園寺会長は、五井先生御帰神の後に、ある事件を起こしておりまして、 そ
れを総合的に判断するならば、間違いもなく黒魔術師でありまして、非常に危険な存在 と
みて間違いないでしょう。
この西園寺会長が起こしている野心的な計画は、五井会という(日本の有数の経済会の 大
物が中心になり出来ているグル−プ)西園寺会長への盲信的、狂信的な信仰者(これは 真
の信仰ではなくて、宗教的献身というグラマ−であります。)をたくみに利用したもの で
あります。
それはこの重要な祈りによる平和運動という場に、偽の救世主をまつりあげまして、会 長
自らが持っている黒魔術(これは昔は、世界に起こる重要な出来事の予言として特にな さ
れていたものと思います。現在では、この黒魔術を使いましてスポ−ツ等を操作してい る
様に思われます。このスポ−ツの件などは、この偽の救世主をダシにしまして、神様が な
さしめている様に演出していた様に思われます。)と、五井会の権勢を持ちまして、日 本
を中心として世界の影響力のある経済界や政治界等に、内部から働きかけていたように 思
われます。
そしてその目的は、そのまつりあげた偽の救世主を中心としての自らの支配体制の確立 に
あったように思われます。これは一種の革命でありまして、まるで共産主義革命のよう に
内部から働きかけて、現在の世界の体制を根底から覆そうとしていた事にほかならない と
思います。
そいうえば、今から九年くらい前ではないかと思うのですが、西園寺会長は自らが主催 し
ている行事において、これから七年後に世界の指導者達が、この白光主催の行事に集ま る
ようになるとか言っていたようでありますが、現実には七年過ぎてもそのかけらさえ見 る
ことは出来ませんでした。こんな事は当たり前の事でありまして、西園寺会長はいった い
この時何を計画していたのでありましょうか。実際にこのようなことがあるとするなら ば
それは神霊の物質化現象が実現して西園寺会長の行事を後押ししてくれた時だけであり ま
しょう。しかし、神霊の物質化現象が後何年先に起こるとか明言することは出来ません の
で、まったくいい加減な話であります。
それから現在では、祈りによる平和運動自体を全く間違った方向へと引っ張っていこう と
しております。このままいけば祈りによる平和運動の真の働きはできなくなり、日本に と
っても世界にとっても大変なマイナスになります。ですからこころある人達は、西園寺 会
長に対して非常に危険な存在であると認識する必要があると思いますし、最低でも無視 を
していくことが必要であると思います。
今までに西園寺会長について、私が述べてきた事はけっしてオッバ−な事ではなく、秘 教
的に黒魔術師や闇の勢力について研究をされれば納得がいくのではないかと思います。 (これについては、祈りによる平和運動/闇の勢力を参照してください。) 参考までに申しますと、ナチスのヒトラー等は闇の勢力の影響の下に働いていました、 こ
れは秘教的には有名な事実でありまして、実際に彼を背後から操作していた黒魔術師が 存
在していたようであります。そして、彼がどの様なことをなしたかは説明する必要もな い
でありましょう。ですから西園寺会長が、ある青年を救世主であるとかいっていても、 そ
れは全くのでっちあげにほかなりません。神権政治の中心者については、覚者方以外に は
誰も知ることは出来ませんし、まして現段階で一般の人達が知っている等とは全く馬鹿 げ
きったことでありまして、相手にする必要もないと思います。(これは神権政治の中心 者
だけの事ではなくて、それ以外のメンバ−にもあてはまります。) それではここで王仁三郎の詩から一つ紹介しましょう。

        醜の魔神の現れて    善の仮面を被りつつ

        誠の道を汚しゆく    言葉たくみな口車

        うっかり乗るな信徒よ  外面如菩薩 内心如夜叉

        神の真似する悪魔の世界 うまい話にのせられな

                             王   仁

                          ーーー『霊界物語』よりーー ー
これは王仁三郎の詩でありますが、よく闇の勢力の在り方を現しているものと思います 。
王仁三郎も当時は、国家の横暴弾圧は勿論のこと、教団内部の狂信盲信迷信等と闘って こ
られた方で、一時は信徒から暗殺されかけた事もありました。 ですから闇の勢力の働き方等もよく御存知であったと思います。 この神権政治の中心者につきましては他の論文にあらためて纏めるつもりであります。 この神権政治の中心者についてわかる事は、五井先生や神道関係の資料等から考察しま し
て、まずそのお方が公に現れる時は、若い青年である事と、一般社会の中にすでに生活 し
ているという事であります。そのお方が現在自分の天命に気付いているかどうかわかり ま
せんが、時期的に考えまして、今世紀以内に公に出現されるのは間違いないでありまし ょ
う。
何故この方が、一般社会の中から出現されるのが分かるのかといいますと、それは神道 の
古事記の中に明確に預言されているのであります。 この古事記については、五井先生も王仁三郎もお認めになっておられますし、五井先生 の
み教えを総合的に研究してみてもあきらかではないかと思います。 そして五井先生はその詩の中で、この神権政治の中心者が出現される時の年令が、若い 青年であることを教えてくださっておられるのですが、これは王仁三郎が自らの転生につ い
て言及されている事に符合してまいります。 それは王仁三郎は、自らの転生について『私は百歳にして生まれかわる。』と言明され て
おられまして、王仁三郎の誕生されたのが、明治4年(1871)ですからこれについ て
は簡単にわりだせるものと思います。
王仁三郎の預言については、御自身では確言であるとまでいわれていたほどで、驚くべ き
預言の数々が資料として現在も残されております。 一つを例に取るならば、大正時代にすでに第二次大戦における、日本の敗戦日である 『八
月十五日』をかけ軸にしてあった程であります。 ですからその信用性が分かるというものであります。 そういえば神智学教会の生みの親であるブラバーッキーも、現在はロシアに転生されて お
られまして、現在はまだ十代の子供でありますが、おそらく今生で覚者となられて、ロ シ
アから世界的宗教を起こされるのではないかと思います。(近い将来にロシアから世界 宗
教が起こるというのは、ジュアル・クール覚者が預言されている事であります。) この方も勿論神権政治のメンバーである事は間違いないでありましょう。

今まで述べてきたことは、考察でありまして、私自身は霊覚者でも霊能者でもありませ ん
ので、本物と思われる情報を真理に照らし合わせながら、総合的に整理して判断してい る
にすぎません。
このような論文を読まれた方は、私が霊覚者とか霊能者ではないかと思われる方がいる と
思うのでありますが、私は普通の未だ未熟な人間でありますので、お間違いのないよう に
お願い致します。

それにしても、ロンドンに物質化して出現されている、マイトレーヤへのアメリカのニ ュ
ース・ネットワークからのテレビインタビューは近づいております。 これ以後のマイトレーヤの出現は、急速に早まっていくのではないかと期待できます。 このような過程を通して、マイトレーヤの存在が人類に着実に浸透していく事になるで あ
りましょう。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・
・・・『祈りによる平和運動/大救世主の再臨(5)につづきます。』−−−−−−− −
−−−

            ☆世界人類が平和でありますように


り低級、邪悪なるものの方が強化されやすいのです。例えばメンタル体では野心の方が き
わめて目覚めさせられやすく、間もなくそれは信じられないくらい途方もなく膨れ上が っ
てしまいます。それと共に知力を強化する場合があり、同時にそれは通常の人間には想 像
も出来ないような悪魔的、変態的な驕慢さをもたらしてしまいます。  この様な状態になってしまうのは、人間の意志力ではどうすることも出来ないエネル ギ
ーの力によるものであり、抵抗しようとしても抵抗しえないものであるのです。  ここで指摘した秘教的見解は西園寺会長の言行を詳しく検討した場合に非常によく当 て
はまってくるものと想います。
 しかし、一番の問題点はこの様に邪道へと落ち込んでしまった西園寺会長に対して、 多
くの政財界の者達が多大な信を抱いているということにあります。 これなくして西園寺会長は、自らの野心を展開させていくことは出来ないからです。  では西園寺会長が抱いていた野心的計画とは何か。 これは根本から考えてみると、つまりエネルギーの次元からいえば先に指摘したような 状
態だと考えられますので、当然世界で一番偉大な存在であるかのような錯覚に陥ってい る
はずで、それは西園寺会長の今まで紹介してきた言行からも判断出来ます。また、現在 社
会の裏側で起こしめている事件からも判断することができます。  加えて、西園寺会長が本当に東京にいるメッセンジャーであった場合『自分がマイト レ
ーヤである』と思い込んでいるという一節は、これを証明するのにあまりあるものがあ り
ます。
これは私見になりますが、クレームさんの師である覚者が『自分がマイトレーヤである と
思い込んでいる』という情報をくださったのには、更に深い意味が込められているよう に
想います。
それはマイトレーヤが置かれいている立場です。  マイトレーヤはキリスト(世界大師)としての役職があり、それは宇宙神の代理者とし て
この世界を治めていく中心者であります。他にもマイトレーヤクラスの偉大な大聖方は お
られますが中心者はマイトレーヤしかおりません。 実にこの中心者としての立場こそ、西園寺会長が錯覚し執着しているものそのものなの で
はないでしょうか。覚者はこれを伝える為に『自分をマイトレーヤであると思い込んで い
る』という表現の仕方をしたのではないかと考えられます。  と云うのは、私個人としては西園寺会長が『自分をマイトレーヤである』と考えるこ と
はないと想っているからなのです。確かに西園寺会長は自分を大救世主であると思い込 ん
でいることは間違いありませんが、しかし、自らをマイトレーヤであると思い込むこと は
考えられません。おそらくマイトレーヤと同等クラスかそれ以上の存在であると思い込 ん
でいるはずです。何故なら西園寺会長が自分をマイトレーヤであると示すのには非常な 無
理が生じてしまうからです。
 五井先生のみ教えにおいては、マイトレーヤという神霊は西園寺会長とは別の存在と し
て明確に示してあり、自らをマイトレーヤだとして示すことは事実上不可能だからです 。
 また、五井先生のみ教えには神権政治というものが現れると教えてあり、その中心者 と
なる存在も西園寺会長とは別の存在として明確に示されているわけで、結局自分を中心 者
として宣言することは出来ないわけです。
では、西園寺会長としてはどうすればいいかなのですが、西園寺会長が中心者としての 立
場を得るためには、五井先生が常々説いておられた神権政治の中心者を憑依するという 形
でその立場を乗っ取ることしか出来ないのではないでしょうか。 しかし、西園寺会長 の
レベルから考えれば神権政治の中心者が誰であるかは判らないはずです。ですから残っ た
方法としては、そのような存在をでっち上げることしか出来ないわけですが、そしてま さ
に、これこそが現在までに西園寺会長が世界的に起こしめてきた事件と密接に関係して い
るわけなのです。
 つまり、ここで偽マイトレーヤが誕生することになり、合わせて偽マイトレーヤのグ ル
ープが誕生することになるわけです。
この様な偽マイトレーヤの肉体を憑依し占拠することにより、西園寺会長は容易に中心 者
としての立場を得ていくことが可能になるわけですが、しかし、どうも自らがでっち上 げ
た偽マイトレーヤの肉体を憑依することが出来ずに四苦八苦しているように想われます 。
 ここが面白いところなのですが、何故西園寺会長は憑依することが出来ないような肉 体
を選ばなければならなかったのか。これについてはおそらく五井先生が御生前に何かそ の
青年についてお話をされていたからではないかと考えられまして、西園寺会長としては 選
ばざるおえなかったのではないでしょうか。  また、この様な関係から五井会などの力を利用できるので、西園寺会長としては偽マ イ
トレーヤのグループを形成するのに非常に都合がよかったのかもしれません。いずれに し
てもこれは、アンチ・キリストの働きをしてしまっているグループでありまして、これ か
ら世界に公に出現されようとするキリストと覚者方に対抗するものでしかありません。  本来、五井先生の下に形成された五井会というのは、このキリスト・マイトレーヤの 再
臨をスムーズに実現するために神々の働きによって出来たのではないかと想われますの で
、現在それとは全く反対の働きをなしてしまっているのは大変悲しいことです。  五井会及び世界の政財界の皆様には、五井先生やサイババ大聖等の本物の神の化身と 西
園寺会長をよく較べていただき、早く西園寺会長の間違いに気付いて頂きたいものです 。
どのような神秘力をふるっていても、それが愛と真から外れていればその人は偽物なの で
す。いつの時代にもこれに例外はあり得ません。


キリストの再臨とアンチ・キリスト

 この様な力のある偽救世主グループが存在することによって生じる一番の問題は、本 物
の救世主の出現を妨害されてしまうということです。 特に西園寺会長にとってロンドンに再臨を果たされているマイトレーヤが有名になるこ と
は致命傷になりかねません。その為に、最大限の妨害を企ててくるのではないかと考え ら
れます。
 実際に、アメリカのあるテレビ局では、数年前からマイトレーヤのテレビインタビュ ー
を予定しているようなのでありますが、何故かインタビューは延び延びになっているよ う
であり、未だに目途がたたないままのようです。  あの世界的に有名なニュース番組であるCNNにおいては、数年前にマイトレーヤのテ レ
ビインタビューを収録しているにも関わらず、何故か放映はされずに倉庫で埃をかぶっ て
しまっているとのことです。しかもそれは、4,5時間にも及ぶロングインタビューで あ
ったにも関わらずにです。
 これはあきらかに、何等かの力のあるグループからの圧力が加えられているのではな い
かと推測ができます。そうだとするならば、これは間違いなく資本家のグループではな い
でしょうか。何故なら、メディアをコントロール出来るのは資本家以外には考えられま せ
んから。
ここに西園寺会長が組織している偽マイトレーヤのグループが浮かび上がってくるので す

 この偽マイトレーヤのグループは、日本の政財界だけではなくて世界のトップクラス の
財界関係者が集まって出来ているグループのようなのです。 これだけ巨大な裏組織をよくも造り上げたものだと想いますが、しかし大資本家クラス の
人達というのは、神様とはいわずとも何か神秘的なものを信じている人達が多いのでは な
いでしょうか。
 世界のトップクラスの資本家といえば、ユダヤ財閥が有名ですが、彼らにしてもユダ ヤ
教がその根底にあるのでありまして、やはり宗教心があるのです。 五井先生は教えておられたようですが、『大資本家になるような人達というのは、過去 世
においてかなりの程度宗教の修行を積んできており、悟りの一歩手前までいった人達で あ
る。そして、宗教だけでは世の中は救えないと思い込んで再び生まれ変わってくると、 過
去世で積んだその宗教修行の徳を持って大資本家になる』と。  ですから、小さいときからお寺で修行を積んでいるいわゆる高僧と呼ばれている人達 よ
りも、例えば、故・松下幸之助さん等の方が真理について詳しかったりすることも往々 に
してあるのです。
ここで一寸注意しておきますが、五井先生が悟りの一歩手前と教えておられるその悟り と
いうのは、秘教で教える第2イニシエーションクラスの悟りであると推察出来ますので 誤
解のないようにお願い致します。
 この様に、大資本家と呼ばれるような人達というのは、深い宗教心を本来持っている 人
が多いものなのですが、この為に、財界などには宗教家や霊的指導者と呼ばれている人 達
がつけいる隙が多分に出来てしまうのです。 この様な理由から、西園寺会長クラスの神秘力(黒魔術ですが)があれば、世界の政財界 の
者達を独自の神様理論(宗教理論)でとりこにしていくのにはさほど時間はかからないも の
と想われます。

 今、世の中で一番力のあるものはいったい何でしょうか。それはマネーに他ならない で
しょう。このマネーという最大の武器を大量に有している大資本家達は、やはり世界で 最
大の影響力を持っている者達といってもいいでしょう。 ですから、彼らが正道に気付いてくだされば、世界平和へのプロセスはかなり容易にな っ
ていくのではないかと考えています。
 現在までは、偽マイトレーヤグループが形成されてしまうほどに、邪悪な宗教家の影 響
を受けてしまっているのが現状ですが、そろそろ悪魔の使いと神様の使いの見分けが出 来
てもいい頃なのではないでしょうか。
 神道の教えの中には、この様な大資本家達が一旦は間違った方向へと行ってしまうが 、
時の経過と共に正道につまり正しい神様の道に気付くようになると教えておりまして、 尚
かつ神道の神示によればこの様なプロセスは世界平和には欠くべからざる重要事項とし て
示されております。
 この様なわけで、私個人としては今現在世界の大資本家達が、闇の勢力の側について し
まっていることについてはあまり心配をしておりません。 いずれ神道の神示に示されている通りに、正道に気付くようになるのは必然で、時期が 来
れば彼らは世界平和の為に大変大きな貢献をなしていくことになることでしょう。  但しそれは、「マイトレーヤのテレビインタビューの件」を除いてはのことです。 先程も説明しましたように(これはあくまでも私見であり推測に他なりませんが)、西 園
寺会長が組織している偽マイトレーヤのグループがマイトレーヤのテレビインタビュー を
妨害している可能性がありまして、それは世界にとっての大変大きなマイナス行為とな る
からです。
 何故ならマイトレーヤがテレビインタビューを急いでおられるのには、それなりの理 由
があるからです。それは目前に差し迫っている資本主義経済の崩壊です。資本主義の経 済
システムが崩壊すれば、世界は大恐慌へと突入していくのは必然であり、大きな被害を 被
ることは免れないでありましょう。
 この為、マイトレーヤはテレビを通して、この目前に差し迫っている資本主義経済の 崩
壊における被害を最小限にするために、人々にメッセージを送ろうとされているのです 。
このメッセージに人類が、一般大衆だけではなく各国の政府関係者や経済界及びメディ ア
等が良い反応を示してくださるのならば、これから人類が越えていかなければならない 大
峠もかなり混乱少なく乗り越えてゆくことが出来ることでしょう。  この為にマイトレーヤのテレビインタビューは急がなければならないのであり、これ を
妨害するということは、世界に害を与えていることと同じであることを知るべきなので す
。経済崩壊が起きてしまってからでは、被害を最小限に食い止めることは不可能ですか ら
、マイトレーヤのテレビインタビューの妨害は今すぐに止めるべきなのです。もしも、 止
めないのであるならば世界は大きな被害を被ることを免れません。いったいその後にこ れ
らのグループはその責任をどう償うというのでしょうか。勿論、被害は世界全体に及ぶ の
であり、あなた方資本家達の権力も崩壊してしまうことでしょう。ですから経済が崩壊 し
てからでは、償う術も無くなり、後で取り返しのつかないことになるのではないですか 。
      繰り返しになりますが私は個人的に、マイトレーヤのテレビインタビュー が
妨害されている背後には、西園寺会長の働きかけがあるものと考えております。 それは直接的にかあるいは間接的にかは判りませんが、西園寺会長がその背後でその指 揮
棒を揮っているのは間違いないのではないかと推測しています。  だいたいマイトレーヤのテレビインタビューに圧力をかけ妨害するといっても、 世界の政財界関係の方達にはロンドンに存在されているマイトレーヤが本物であるかど う
かを識別することは出来ません。ですからロンドンに存在されているマイトレーヤ関係 か
らどのような情報が流れていてもあまり興味を持つこともなくましてや危機感など感じ る
わけがありません。 その方達が、そのような情報を聞いてもたぶん「あー、また自称 キ
リストか」とか「またどこぞの救世主が一人現れたな」とかくらいにしか想うことはな く
関心を持つことはないと想います。ですからその方達だけでマイトレーヤのテレビイン タ
ビューを妨害するということは考えられません。 ここに西園寺会長の存在が浮上してくるわけで、この巨大裏組織の中で唯一ロンドンに 存
在されているマイトレーヤが本物かどうかを知っている者であるからです。 

ですからこれが真実であった場合、何故西園寺会長がマイトレーヤのテレビインタビュ ー
を妨害しようとしているかなのですが、これは簡単にいってしまえば自らが偽物である か
らに他なりません。ですからマイトレーヤがテレビ等のメディアを通して知名度を上げ て
いく、つまり有名になっていくのは、西園寺会長にとっては自らが消滅してしまうこと に
他ならないからです。   しかし、この様な西園寺会長の行動は、逆からいえばロン ド
ンに出現されているマイトレーヤが本物であることを証明していることになります。 何故なら世界には、自称マイトレーヤ、自称キリスト、自称救世主が山ほどいるのであ り
まして、それぞれが政財界やメディア等に働きかけまして、自らの勢力を拡大しようと し
ているわけです。そんな中にあって、何故西園寺会長はロンドンに出現されているマイ ト
レーヤを恐れるのでしょうか。何故、ロンドンに出現されているマイトレーヤのテレビ イ
ンタビューだけを執拗に妨害しようとするのでしょうか。それは正に、西園寺会長自身 が
ロンドンに出現されているマイトレーヤを、本物の大救世主であると認識し恐れている か
らに他ならないのです。
 光が射せば闇が消え去るのと同様に、本物のマイトレーヤの出現は西園寺会長が築い て
きた自らの存在基盤を崩壊させてしまうことに他なりませんから。  また、西園寺会長にはロンドンに再臨されているマイトレーヤの情報を報せるメッセ ン
ジャーの一人ではないかとの疑いもあります。ですからこれが真実であった場合自らの 汚
職が表面化してしまうことになりますから、当然必死に妨害工作をなすことでしょう。  そういえば、日本のメディアがロンドンに再臨されているマイトレーヤの情報にあま り
にも反応しようとしないのは、この日本が偽マイトレーヤグループのお膝元であること と
関係しているのではないでしょうか。
 それどころかある雑誌などは、ナイロビに出現された時のマイトレーヤの写真をアン チ
・キリストの写真として紹介していたところもあるくらいなのですから。 これは明らかに有言か無言かは知りませんが、メディアに対して大変な圧力が加えられ て
いる証拠ではないでしょうか。
この様な訳で、偽マイトレーヤのグループが存在しているために、本当の救世主が出現 で
きない状態なのです。
したがってこれを打破する為に、偽マイトレーヤのグループを何等かの方法で消滅させ な
ければならないのです。
 一番いい方法は、偽マイトレーヤグループを構成している政財界の方たちに正道に、 本
当の神の道に気付いていただくことなのですが、ですがこれは非常に可能性が少なさそ う
です。
 何故なら、西園寺会長のカルト的マインドコントロールを除外して考えても、マイト レ
ーヤの人類への呼びかけは、先進諸国の富を独占している資本家の方たちには耳障りな も
のでしかないからです。


自由主義市場経済と分かち合いの経済

 マイトレーヤは現在世界を支配している市場経済のシステムは、終わらなければなら な
いと教えてくださっております。
そしてそれに代わる経済システムとして分かち合いの経済、世界資源の再分配による経 済
システムを教えてくださっております。
参考資料によると
『世界の資源―――殆ど今日先進国によって横領され(そして浪費され)ている食料・原 料
・エネルギー・テクノロジーの専門知識――の再分配を通して分かち合いの原則を受け 入
れることをマイトレーヤは呼びかける。
 我々が分かち合いの原則を受け入れる時(各国の政府は世界世論によってそれを強い ら
れるだろう)、各国は必要分以外の余剰を世界への信託として移管することを要請され る
。各国はその資源と必要の明細目録を作ることを要請される。 これらの統計はコンピューターに入れられ、この目的の為に設置される国際連合の機関 が
、この情報に基づいて世界資源の合理的な再配分の計画を作る。 この様にして先進国と後進国との間によりよいバランスが達成される。 再配分のプログラムは、実施するのに2〜3年かかると見積もられている。 この企画の為の計画と青写真は高度なイニシエート達――相当な業績を持つ経済学者、 金
融財界人、産業人――によって、すでにかなり以前に作られており、その実施を求める 人
類の要請を待つのみである。高度に複雑な物々交換の形態が今日の経済システムにとっ て
かわるだろう。
起こらなければならない変化の為に、地位や権力を失うことを恐れる社会の特権階級の メ
ンバーからの反対があることは疑いないだろう。しかし変化への要求が圧倒的に明白に な
り、彼らはその勢いを制止するのにますます困難を感じるだろう。』

これは現在、自由主義市場経済をリードしている世界の資本家の方たちにはなかなか受 け
入れ難いシステムでありましょう。確かにそれは現段階では無理もないことなのかも知 れ
ません。
 しかし世界資源の再分配に同意は出来ないにしても、その部分的な適用により、今第 3
世界において起きている飢餓というカタストロフィーに終止符を打つことには同意をし て
いただきたいものです。
 今第3世界では、1日に3万から5万人の子供が飢餓で死亡している状態であります か
ら、この飢餓の終焉に関する問題は、本来世界における最重要かつ緊急を要する問題で あ
るはずなのです。
もしも世界をリードしている政財界の方々が中心になり、飢餓の終焉に本腰を入れ、何 等
かの飢餓救済システムを作るのならば、明日にでも第3世界において子供達が餓死する と
いう問題に終止符がうたれることでありましょう。  何故なら、先進諸国には食料を世界中に平等に分配しても、世界中の一人一人に尚も 1
0%の余剰分が出来るほどに食料が有り余っているのでありまして、倉庫ではそれらの 食
料が腐り捨て去られているのですから。
ですから、先進諸国における食料の余剰分を飢餓地帯に配分するだけで、飢餓に終止符 を
うつことは可能なのです。これはただやらないだけであって、やろうと想えば明日にで も
解決可能な問題なのですから、是が非にでも世界の政財界のリーダーの方たちに立ち上 が
って頂きたいのです。

 本来経済というものは、万民の幸せの為にあるのでありまして、少数の人々や少数の 国
々が特権階級的な贅沢を享受する社会を築く為にあるのではありません。 経済において一番大事なものは、金銭でも物でもありません。経済において一番大事な も
のそれは人間なのです。
 ですから現今の経済システムがいたずらに人間の欲望を煽ってしまい、一番大事な存 在
である人間をなおざりにして、金銭や物を得るために血道をあげさせてしまうならば、 そ
んなシステムはいらないのです。
 この様な経済学の根本に考えを置くときに、マイトレーヤの提唱しておられる分かち 合
いの経済がいかにすぐれているかが分かります。 分かち合いの経済の適用なくして、経済的カタストロフィーを回避する術はなく、 世界資源の再分配のシステムが実施されない以上、世界に正義と平和を確立する土台を 築
くことは出来ません。
これは各自一人一人がよく考えてみるべき重大問題であると想われます。

*************************************** *
***
祈りによる世界平和運動/告訴への呼びかけ(4)につづきます。


        ☆世界人類が平和でありますように

290 MHG02212 1/08 67 祈りによる平和運動/マイトレーヤの奇跡
平山 儀則    検索キー:スピリット
NAME:平山 儀則   
     祈りによる平和運動/マイトレーヤ現象と光の十字架

《突如出現した光の十字架の奇跡》
 欧米諸国では、聖母マリアやキリストの姿が空中や教会の壁や窓に出現したり、マリ ア
像が涙や血を流す奇跡を、〃マイトレーヤ現象〃と呼んでいる。  その現象が最近、アメリカの教会で起こった。神秘的な光の十字架が出現したのであ る

 アメリカのテネシー州ノックスビルから北東へ約20キロほどの所にあるクーパーリ ッ
ジ・バプテスト教会は、創建以来135年間、これといった特徴のない教会で、説教の と
きでも通常14人程度の信者しか集まらなかった。  ところが、この教会に異変が起こった。1995年11月8日、突然、窓ガラスに光 の
十字架が現れるという〃奇跡〃が発生したのだ。  この日、ジョー・バラード牧師がいつものように説教をしていたところ、突然、教会 全
体がまばゆい白色光につつまれた。
 何事かと、その場にいた全員が窓に目をやると、そこに光り輝く十字架が現れていた の
である。
 今年の1月5日、このクーパーリッジ・バプテスト教会の奇跡が「CBSネットワー ク
」で全米に紹介されると、教会はたちまち人々の関心を呼んだ。一目奇跡を見ようと、 連
日押すな押すなの大騒ぎに発展したのだ。
 この現象が起こったのをきっかけに、同教会ではさらなる不思議な現象が発生するよ う
になった。
 たとえば、光の十字架を見に集まった人々の前に、人の姿の光や雲が現れたりするの で
ある。
バラード牧師自身も不思議な体験をしている。寝室に入った際、小さな光の十字架が出 現
し、どこからともなく声が聞こえてきて、彼にこう語りかけたのだ。 『教会を一般の人々に広く開放しなさい。私が帰ってくるまで、閉鎖してはなりません 』
 この声を聞いた牧師は、思わず口に出して、「あなたは誰なのですか?」とたずねた 。
 するとその瞬間に、声も光の十字架も消えてしまったという。  ところで、実際に十字架が現れる場所だが、それは窓ガラス自体にではなくて、教会 の
敷地内のある場所らしい。
 というのも、教会の中から窓越しに外を見ると、美しくきらめく光の十字架が、教会 の
建物から約30メートルほど離れた地点の、それも10メートルほどの高さの空間に浮 か
び上がるのだ。
 十字架の写真を撮影したカメラマン、ルース・ドノバンは次のように語っている。 「教会に近い場所から見ると、十字架は縮んだように見える。近づけば近づくほど大き く
見えるのは当然だが、不思議なのは場所を変えると十字架もついてくるように見えるこ と
だ。十字架はあたりが暗くなるにつれて光を強くしていく。夜になると、その色はまる で
黄金のようだ」
 又、その場所では〃十字架以上〃のものを見る人もいる。太陽光の角度によって、教 会
の前の芝生で遊ぶ天使達の姿が見えるという人もいるのである。

《数々の癒やしが起こっている!》
 十字架が現れてからのことだ。教会には奇跡の治癒力があるという噂がたちはじめた 。
というのも、離婚寸前の82組の夫婦が、十字架を見た後仲直りし、極度の弱視だった 人
や、耳が聞こえなかった子供が回復したという話がつたわったからだ。  奇跡を体験した子供の一人は、近所の食料品店で、〃背の高い、こぎれいな服装をし た
男性〃が優しく微笑みながら、『ノックスビルの教会で光の十字架を見れば、君の耳は 聞
こえるようになる』といったという。子供はこれをすぐ近くにいた母親に話した。母親 は
この男性の姿を捜したが、もう店の中にはいなかった。 「その人は誰だったの?」
と手話でたずねると、子供は〃天使だよ、母さん〃と答えた。  半信半疑のまま子供を教会につれていった母親は、そこで奇跡を体験することになる 。
 バラード牧師が母子を教会の中に招き入れると、子供は一目散に窓ガラスの方に走っ て
いった。
 窓の外にイエス・キリストがいるというのだ。このとき、教会内にはたくさんの人が い
たが、キリストの姿が見えたのはこの子供だけだったという。  そして2週間後、子供の聴力は奇跡的に回復したのだ。  光の十字架の治癒力は、肉体的側面だけにとどまらない。  マーク・ベイカーは、自他共に認める、いわゆる落ちこぼれだった。彼の興味はバイ ク
とドラック、暇さえあればコカインを吸って酒を飲み、バイクを乗り回していた。  ある日彼は、奇跡の十字架の話を耳にした。  彼は教会に、〃どんな馬鹿どもが集まっているのか〃を知りたくて、いつものように コ
カインを吸った後にバイクを飛ばしてクーパーリッジ教会に向かった。  が、このとき彼の心の中に、何か抗しがたいものが芽生えていたのも事実のようであ る

 そして十字架を一目見た瞬間、彼は体の中から自分が変わっていくのを感じたのであ る

 現在のマークは、かつての友人達とはきっぱりと縁を切り、まっとうな生活を送って い
るという。
「ザ・グリーンビルス・サン」紙のコラムニスト、ボブ・ハーリーも自らの目で光の十 字
架を目撃した一人である。
 彼は自分の体験を次のような記事にした。 「クーパーリッジ教会に光の十字架が出現するのは紛れもない事実だ。信じようと信じ ま
いと、教会に行けば十字架を見ることができるだろう。最初は私も疑っていたが、この 目
で確かに目撃した。あれは本物だ」
 とにかく、クーパーリッジ教会へ行けば、十字架の本当の素晴らしさを知ることがで き
そうだし、奇跡を体験できるかもしれない。 *************************************** *
*************************************** *
****
【掲載者付記】
 この記事はとある雑誌に掲載されていたものを紹介したものでありますが、本文中に 登
場する光の十字架はマイトレーヤが現されている徴の中でも奇跡的な治癒力を持つ泉と 共
に代表的なもので、この光の十字架を通して難病が癒やされたり意識の変容を経験され て
いる方は枚挙にいとまがないようです。
 実際にアメリカのある街では、この光の十字架が現れる前は犯罪発生率の高い非常に 危
険な街であったのが、この光の十字架が現れてからは犯罪があまり起こらない平和な街 へ
と変貌してしまったという実例もあるくらいですから。  また、本文中で紹介されている耳の不自由な子供に話しかけたという男性や、バラー ド
牧師に『教会を一般の人々に広く開放しなさい。私が帰ってくるまで、閉鎖してはなり ま
せん』と話しかけたという謎の声の主がマイトレーヤであることには疑いの余地があり ま
せん。
 なお、この記事と共にーーー祈りによる平和運動/覚者より・天皇とキリスト・大救 世
主の再臨・生命の水等を参考にして下さればよりいっそうの理解が深まるものと思いま す


 ここである雑誌の記事として登場したマイトレーヤの再臨の徴の一つは、ごく小さな も
のでしかありませんが、このような小さなレベルから大きなレベルまでマイトレーヤは あ
らゆるレベルから働きかけ世界を変容させておられます。  そして世界平和の祈りの同志達は、この平和の祈りを祈っている時には、その心の窓 に
光の十字架を照り輝かせているのと同じであることを噛み締めたいものであります。 *************************************** *
**
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・
・・
         
☆世界平和の祈り      世界人類が平和でありますように
日本が平和でありますように
私達の天命が完うされますように
守護霊様ありがとうございます
守護神様ありがとうございます
五井先生ありがとうございます

☆この祈りは五井先生と神界との約束事で、この祈りをするところに必ず救世 の
大光     明が輝き、自分が救われるとともに、世界人類の光明化大調和に絶大な る
力を発揮     するのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・
・・【五井昌久先生の紹介】
大正五年東京に生まれる。昭和二十四年神我一体を経験し覚者となる。 祈りによる世界平和運動を提唱して、国内国外に共鳴者多数。昭和四十四年、ブラジル の
権威ある団体より、宗教と哲学の探究者、世界平和の為に努力し、熱烈なる運動を展開 す
る人道的思想家としてコメンダドールの称号と勲章を受ける。昭和五十五年八月帰神さ れ
る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・
・・

          ☆世界人類が平和でありますように

289 MHG02212 1/08 61 祈りによる平和運動/ヒマラヤの覚者方
平山 儀則    検索キー:スピリット
NAME:平山 儀則   
祈りによる世界平和運動/霊覚のひかり(11)


ヒマラヤ聖者の生活探求/第一巻・人間本来無限力よりーーー

《人間の本質は宇宙の本質と同じである。故に人間には無限の能力がひそんでいる。そ の
悟りと行によって、人間は超自然的現象、いわゆる〃奇跡〃を起こすことが出来、人間 が
真に自分自身と宇宙との主になることが出来るのである。 本書は、荒廃の現代に光明を与え、人間開眼と神性開顕の驚異の書であり、かつて、実 際
に探検隊が見聞した奇跡の数々を、ありのままに描写したものである。》        
           


*************************************** *
***

 五日目の四時頃、私たちは予定の村に到着した。ここでエミール師が、約束したよう に
私たちを出迎える筈である。読者に私たちの驚きが想像できるだろうか。私たちは間違 い
もなく、唯一本しかない道を、途中で交換して日に夜をついで急行する飛脚は別として 、
この国では一番早い交通機関でやってきた。ところが、年齢も相当いっている筈の、ま た
どう考えても九十哩の道のりを私たち以上の短い時日では来られない筈の人が、ちゃん と
先着しているではないか。
 皆その訳を知ろうとして、いっせいに質問を浴びせかけたのも無理からぬことである 。
「あなた方がお発ちになるとき、ここで皆さんをお迎えしましょうといいましたね。そ の
通り私は今、ここにいるわけです。人間は本来実相においては無限であり、時間・空間 ・
制約を知らぬものです。一度人間がその実相を知れば、九十哩の道のりを行くのに五日 も
とぼとぼと歩かねばならないと云うことはないのです。実相においては、どんな距離で も
一瞬にして到達できるものです。距離の長さなんか問題ではありません。私はほんの一 瞬
間前には、あなた方が五日前に出発した村にいました。皆さんがごらんになった私の肉 体
はまだそこで休息しています。あの村に残っている皆さんの同僚は、四時数分前までは 、
私が「もう今頃はついている筈だから、出迎えの挨拶に行きましょう」といったことを 証
言するでしょう。
 このことは、只、私たちがどんな約束の場所、どんな定められた時刻にでも、肉体を 残
したままであなた方に挨拶に来られることを、お目にかけるためにしたのです。皆さん に
お供してきたあの二人にも、同じことがやればやれたのです。そういうわけで、私たち が
、皆さんと根源を同じくする普通の人間でしかないこと、又、神秘めかしいことは何も な
く、父なる神、全能にして偉大なる一者が、全ての人間に与えたもうた力を、ただ皆さ ん
よりも多く発現させただけであることが、いっそうよくおわかりになったでしょう。私 の
肉体は今晩まではあそこにおきますが、その後でこちらに引き寄せます。それで皆さん の
同僚の方もこちらに向けて出発し、いずれそのうちに到着することになるでしょう。さ て
、一日ここで休養をとってから、ここから一日分の旅程先の小さい村に行き、そこで一 晩
泊まってから、またこちらにもどって例の同僚にあって報告を聞くことにしましょう。 今
晩宿舎で集会をします。ではしばらくの間ご機嫌よう。」  
 その晩、一同が集まっていると、突然ドアーも開けずにエミール師が私たちの真ん中 に
現れて、こう言うのである。
「皆さんのいわゆる魔法のように、私がこの部屋に現れ出たのを、皆さんは今、目撃し ま
した。さて、今度は皆さんに、肉眼でも見える一つの簡単な実験をしてみましょう。皆 さ
んは肉眼で見てから始めて信ずるのですからね。どうぞ、よく見えるように、円く輪を 作
って寄ってください。さて、ここに皆さんの中の誰かが今しがた、泉から汲んできたば か
りの水が一杯あります。見てご覧なさい。
水のちょうど真ん中に氷のいっぺんが出来かけて来たでしょう。一片々々、だんだん固 ま
ってきた氷の部分が増え、とうとうコップ一杯凍ってしまいましたね。一体どうしたの で
しょうか。私は水の真ん中の分子を私の想念の力によって「普遍なるもの」の中におき 、
それが形をとるようにしたのです。言いかえれば、そのバイブレーションを下げていっ て
、遂にそれが氷となり、その外の分子群もその周囲に集まって形をとり、遂に全部が氷 と
化してしまうというわけです。
この真理を、皆さんは小さいコップだけではなく、桶や池、湖や海、はては地球上の水 全
体にまで適用出来るのです。そうするといったいどうなるでしょうか。皆凍ることにな り
はしないでしょうか一体何のために?目的なんてないのです。それは一体いかなる権威 に
よってそうするのか、と皆さんはおたずねになるでしょう。「完全なる法則の使用によ っ
て」と私はお答えしましょう。ではこの場合は一体何のためか?何のためでもありませ ん
。それは、べつに何かの為になることもなかったし、また為になるようにも出来ません 。
もし私がこの実験を徹底的にやり続けていくとすれば、結局どうなるでしょうか。それ は
反動が来ます。誰に来るか?私にです。私は法則を知っている、だから私の表現するも の
は忠実に私に返ってくるのです。故に私は善のみを表現します。したがって善のみが私 に
善として返ってきます。もし私がどんどん凍らせ続けていったら、最後の目的を遂げる ず
っと前に、冷寒が私に跳ね返ってきて、私まで凍ってしまい、私自身の冷凍という形で 私
は自分の希望の収穫物を刈り入れることになるでしょう。だから私が善を表現すれば、 私
は永遠に私の善果を収穫するわけです。今、この部屋に私が現れでたのも、こういう風 に
説明が出来ます。あなた方が私を残して出ていった小部屋で、私は自分の肉体を普遍な る
ものの中に置き、肉体の波動を高めることによって普遍なるものに戻した。私たちの言 い
方をすれば、いっさいの質料が存在する「普遍」なるものの中にいったん奉還したので す

 それから私の神我、即ちキリスト意識を通して、肉体を心の中に置くとそのバイブレ ー
ションが下がり、遂にこの部屋のここで具体化し再現して皆さんにも見えるようになる ―
―というわけです。この過程の一体どこに神秘があるのでしょうか。神の「愛ぐし子」 を
通じて父なる神が私に与えたもうた力、別言すれば法則を使っただけではないでしょう か
。この「神の子」というのが、あなた方であり、私であり、人類全体ではないでしょう か
。ではどこに神秘がありましょうか。どこにもないのです。  芥子種に象徴された信仰のことを考えてごらんなさい。その信仰は我々人間すべての 中
にすでに生まれている内在のキリストを通して、「普遍」なるものから私たちに来るの で
す。
それはきわめて微細なる一点として、「内在のキリスト(実相)」即ち超越心、即ち、 私
たちの裡にある接受機関を通して入ってきますが、私たちの裡にある山嶺、至高所、即 ち
頭の頂上までいったん昇って、そこにとどまります。 そこから聖霊が下るようにしなければならないのです。そこで次のような訓戒が出てき ま
す。「汝、思いを尽くし、魂を尽くし、力を尽くし、心を尽くして主なる汝の神を愛せ よ
」この意味を考えてご覧なさい!どうです、分かるようになりましたか?想いといい、 魂
といい、力といい、ここまで来ると、もうこれら全部を神、即ち聖霊、即ち絶えず働き た
まうところのことごとく霊なる神我、全我霊に引き渡すよりほかにどうしようがあると い
うのですか。この聖霊は色々な方法でやってこられます。とりわけ中へ入れて貰おうと し
て戸を叩き求める小さき者達としてね。私たちはこの聖霊を受けて我が裡に入れ、光の 小
点、即ち、智恵の種子と結びつき、それを中心に廻転し、丁度今先、氷の分子が中央の 分
子に密着したように皆さんはぴたっとくっついていなければなりません。そうすると丁 度
氷のように、次々と分子ごとに、あるいは群れごとに成長して形をとるようになり、つ い
には困難という山に対しても「汝動きて海に入れ」と命じ得るようになり、命じた通り 実
現することになるでしょう。このような現象を四次元とか、あるいはその他、お好きな 呼
び方をしていてもよろしいが、私たちは内在のキリストを通じての神の表現といってい る
のです。
 さて、キリストの生まれた経緯はこうでした。先ず偉大なる母マリアが理念を覚知し 、
それが心に抱き続けられて、魂という土壌の中に孕まれ、一時そこにとどまり、やがて 完
全なる長子、神の一人子なるキリストとして生まれました。 それから、女性の最良のものを与えられつつ養育と保護とを受け、見守られつつ慈愛の 下
に少年期を経て、成人に達したのです。内在のキリスト(実相)が私たちすべてに実現 す
る同行もまた同様です。まず最初に神の土壌―即ち神のまします中枢部―に理念が植え 付
けられ、完全なる理念として心の中に維持され、やがて遂に完全なる神の子、即ち、キ リ
スト意識として生まれ出て来るのです。
 あなた方は今しかたの出来事を見はしたものの自分自身の目を疑っています。しかし 私
はあなた方を責めようとは想いません。皆さんの中の誰からか知らないが、「催眠術だ 」
という念波を受けましたが、同胞達よ、今晩あなた方が目撃したような神の与えたもう た
すべての能力を行使する力が自分にはないと想っている人がいるのですか。私が何らか の
方法であなた方の考えや視力を支配したと、例え一寸の間でも思う人がいるのですか。 あ
なた方の中の誰かに、いや、あなた方全部に、私が催眠術的魔力を投げようとすれば出 来
るとでも想うんですか。あなた方は知らないのですか。あなた方の偉大なる書、聖書に 、
「イエスは戸がしまっていたのに入り給うた」と記録されているではありませんか。イ エ
スは丁度私がしたように入って来られたのです。偉大なる導師にして教師であり給うイ エ
スが、いかなる方法にせよ、他人を催眠術にかける必要でもあるとお考えなのですか。 イ
エスは今晩の私のように、神の与え給うた彼自身に内在する力を用い給うたのです。く れ
ぐれもことわっておきますが、私はあなた方の誰にでも出来ること以外は決してやって い
ないのですよ。あなた方だけではない、この世、いやこの宇宙に、今生まれてあり、又 生
まれたことのある子らには、すべて今晩のようなことを成し遂げる力があるのです。こ の
ことを皆さんははっきりと把握してほしい。皆さんは神の分霊であって、決して肉我で は
ないのである。あなたがたは自由意志であって自動人形ではないのである。イエスには 催
眠術を他人にかける必要はなかったし、私たちもまたしかりです。私たちの正直さが完 全
に納得のいくまでは完全に疑うがよい。しかし、催眠術という考え方だけはここしばら く
の間でも捨ててしまうか、少なくとも、あなた方の仕事がもっと深く進むまでは心を受 け
身に保つがよい。私たちが皆さんにお願いすることは、心を解放しておくということで す
。」
*************************************** *
***『掲載者付記』
 ここに掲載した一文はーー「ヒマラヤ聖者の生活探求」の第一巻/人間本来無限力ー ー
から抜粋したものでありますが、この話は実話でありまして1894年に極東を訪れた ア
メリカの調査団がヒマラヤの大師方と交流された体験談であります。  現在は、世界大師マイトレーヤと多くの大師方が我々の世界に公にお戻りになられる 瀬
戸際におりますので、この参考文献を通しまして、多くの方々が少しでも大師方の実像 に
触れられますことを希望するしだいです。
 また興味のある方は、ヒマラヤ聖者の生活探求/全五巻が霞ヶ関書房より発売されて お
りますので、熟読されるようお願い致します。                    
      ********************************* *
*************************************** *
************☆大師とは覚者の別名であり他にアデプト(聖師)等とも呼 ば
れる。仏教徒は彼をアセカAseKa(原義は、弟子ではないこと)という。その理由 は
、彼はもはやこれ以上学ぶべきものがなく、人間としての可能性はすべて身に現じてい る
からである。彼の意志は普遍意志、唯一無二者の意志と一つとなっているが故に、ヒン ド
ゥ−教徒はジ−ヴァンムクタJivanmuKta(解脱した生命、自由となった存在 )
という。彼はたとえ肉体をまとって地上にとどまる事を選んでも、覚醒意識においてさ え
も常にニルヴァ−ナ(涅槃)の光の中にいる。肉体を脱するとさらに高く、単にわれわ れ
の言葉だけでなく想像をも超えたモナド界層に上がるのである。


        ☆世界人類が平和でありますように

288 MHG02212 1/08 65 祈による平和運動/覚者よりー変化への前奏
平山 儀則    検索キー:スピリット
NAME:平山 儀則   
             祈りによる平和運動/覚者より(98/12)


《シェアーインターナショナル誌より転載》******************* *
***



覚者よりーーー


               変 化 へ の 前 奏


                             ベンジャミン・クレー ム
筆記





世界中に、差し迫った変化についての感覚が増大している。主要貨幣や金融機関の


崩壊が世界経済の骨組みを揺るがせ、それが世界経済構造の崩れ落ちる殿堂につっか


い棒を立てたり、もし可能ならば矯正しようとする試みを始めさせた。これらの土壇場 の
試みは成功しないだろう。短期的には、それらの試みは、もはや存続可能ではない、あ る
いは大多数の人間にとって役に立たない制度の究極的な崩壊をただ遅らせるだけであ


る。


千年紀が急速に近づくにつれて、古く、役に立たなくなった機構はその安定性と首尾一


貫性を失いつつあり、かくして新しい時代の形態の建設の為に土俵を一掃している。




理想


新しい形態は、より公平な世界を、もはや金持ちと貧乏人、強者と弱者とに分割され 引
き裂かれない世界を願うすべての人間の理想と志向を奉じなければならない。


それらは、何にも増して、アクエリアス(宝瓶宮)の摂理である統合のアイデア、内的 霊



意図を奉じなければならない。


マイトレーヤが全面的な公の仕事に出てこられる時、彼は人生に対するこれらの新し


いアプローチの土台を敷くだろう。彼は、人間の一体性と分かち合いの必要を、平和へ の
唯一の保証である正義と自由を、強調するだろう。彼はすべての人間に対して、過去の


過ちを許しそして忘れるように呼び掛けるだろう。すべての者の幸せの為に一緒に働く よ
う、明快な招集を響かせるだろう。


かくして、偉大なる主は、未来への旅路を始める用意のある者たちすべてに前途ある


道を示されるだろう。かくして、もし、人類種族が生き延びそして栄えようとするなら ば
とら


なければならないステップを、あるいは避けなければならないステップを示されるだろ う





強力


マイトレーヤの言葉と 臨在の影響がいかに強力であるかを知るのには想像を必要と


しない。 人間の歴史の中で、これほどまでの偉大さと業績を持つ方がそのユニークな 奉


仕と知識を世界に提供してくださったことはかつてなかった。


この方と共に、彼の弟子達、すなわち彼ら自身完成された覚者である方々が救助と救


済の仕事を始める用意があり、それを切望している。


外観にかかわらず、世界はより良い方向に変わりつつある。現在の崩壊しつつある構


造は非常に必要な現実感(リアリズム)への重要な前奏でしかなく、その現実感によっ て
人は自分の価値観を再調整し、自分の人生に新しい意味と目的をもたらすことが出来


る。


マイトレーヤと彼のグループである覚者達はこの過程を刺激し、あらゆる解決を援助し、 人
類の兄たちとして行動するために、ここにいるのである。間もなく、彼らは真理の助言 者



して、番人として、正しい関係へのあり方を学ぼうとする者たちの、そして世界中の兄 弟
姉妹達の為に働く用意がある者たちのメントール(師)として知られるだろう。それら の
人々は大勢おり、既に知られている。あなたがた自身をその増大する数に加えて、あな


たがマイトレーヤの民の一人であることをいま示しなさい。


┌──────────────────────────────────┐ │この記事はベンジャミン・クレームの師(覚者)によるものである。覚者の│ │名前は密教学徒の間ではよく知られているが、様々な理由からまだ明かされ│ │ていない。ベンジャミン・クレームは彼の師(覚者)と常に高度な思念伝達│ │で通信している。この記事は覚者が彼に筆記させたものである。   │
└──────────────────────────────────┘

*************************************** *
*************************************** *
*************************************** *
********* 【掲載者付記】
 この情報を世界に提供してくださっている覚者は、キリスト・マイトレーヤをかこむ 内
輪のグループのお一人で、個人的な推測になりますがおそらくハイラーキー(神界)の チ
ョハン方の一人ではないかと想います。
 このチョハンとはハイラーキーにおける役職のことであり、簡単に説明すれば宇宙神 か
ら発する七つの光線上における覚者方と高度のイニシエート方からなるグループのリー ダ
ーといってよいでしょう。
 ヨガの方ではヒマラヤの七大聖といって教えておりまして、五井先生は常に交流をさ れ
ておられました。勿論マイトレーヤと五井先生が常に一緒に働かれているのは間違いあ り
ません。
 今回、この覚者の寄稿を紹介する理由は、ハイラーキー(神界)がマイトレーヤと覚 者
方の公への出現と、世界に山積している問題に対してどの様な見解をもっておられるか を
端的に知るための最高の教書になるのではないかと考えたからです。  この覚者の寄稿は、世界的な月刊誌であるシェア・インターナショナル誌から転載さ せ
ていただいているわけですが、ここで注意したいのはこのベンジャミン・クレームさん の
師である覚者は五井先生をお認めになってはおられません。 それは現在の白光真宏会の末期的ともいえる状態からも判断はできるのですが、何れに し
ても浅薄な者には分からないある深い理由からくるものと考えられます。  この様な状況下で、敢えて祈りによる平和運動の立場からこの覚者の寄稿を紹介する の
は、時の必要性と、マイトレーヤの大宣言の前後に覚者が五井先生のお働きを支持され る
ことになるという深い確信があるからです。

 それからもう一つ重要な情報を付け加えさせていただきます。 ここ数年マイトレーヤは、世界中のあらゆる宗教宗派のグループが主催している祈りの 集
会に忽然とお姿を顕されて、そして御自身のご計画を話され、そして忽然と消えていか れ
るという神業を繰り返されておられるとのことです。 この場合マイトレーヤは、御自身が出現するグループの人達が救世主についていだいて い
るイメージに御自身のお姿を合わせて変化させて、その上で出現されているようです。 ま
た、マイトレーヤはこの出現と同時に、御自身が出現された場所の近くに治療の泉を創 っ
ておられます。この治療の泉で現在までに有名なのは、メキシコのトラコテに湧き出て い
る泉でありますが、これなども世界のメディアから注目されておりまして、多いときに は
一万人にものぼる人達がこの奇跡の水を求めにやってきているようです。 この治療の泉の詳しい情報は、【祈りによる平和運動/トラコテの治療水】【祈りによ る
平和運動/生命の水】等をご参照になってください。(エイズフォーラムの掲示板に常 に
掲載されております)
*************************************** *
***
《マイトレーヤ出現の最新情報》(シェア・インターナショナル誌より)        
 −−クレームさんの師である覚者からの情報です−− 「
9月27日にマイトレーヤが現れたメキシコの都市はハーモシロでした。


10月25日にマイトレーヤはロシアのカザン州で300人のキリスト教徒に現れまし た



彼は17分間語りましたが、かなり良い反応でした。その地域の水が活性化されました 。
11月1日にマイトレーヤはナイジェリアのラゴスで200人のイスラム教徒に現れま し
た。


彼は畏怖に満ちた沈黙の中で17分間語りました。その地域の水が前もって活性化され


ました。


11月8日にマイトレーヤはアルゼンチンで200人のキリスト教徒の前に現れました 。



は18分間語りました。その地域の水が前もって活性化されました。


*************************************** *
***◇シェア・インターナショナル誌はインターネットで最新の情報が得られます。  日本語/http://www.bekkoame.or.jp/~sharej   英語/http://www.hooked.net/shareint
※くれぐれも注意しておきますが、シェア・インターナショナル誌は五井先生とは何 も
関係がありませんので、五井先生関連の質問などをしてご迷惑をかけないようにお願い い
たします。


         ☆世界人類が平和でありますように          
294 MHG02212 1/08 64 祈りによる平和運動/大救世主の再臨(5)
平山 儀則    検索キー:スピリット
NAME:平山 儀則   
NAME:平山 儀則   
        祈りによる平和運動/ 大救世主の再臨(5)


キリスト・マイトレーヤは、1988年5月に日本に向けてメッセージをくださってお ら
れます。
それは
   『
     日本人は自己犠牲をおこなう能力を持つ。それゆえに彼らは成功

     してきた。彼らが自分たちの根を忘れることは破壊的だろう。

     これは日本人が東洋的な(霊的に基礎を置いた)生活様式を忘れる

     べきではないことを意味する。

                                   』 このようにいわれておられます。

ですから現在、この日本に生きている私達は、大変重要な立場に置かれていることがわ か
ります。

このような時に、現在の西園寺会長がひきいる白光会の在り方は、ほとんど末期的とい っ
ていい状態でありまして、勿論日本の天命達成の為の一助も出来ないでありましょう。

それどころか、日本にとっても世界にとっても非常に害になるものであります。

しかし、いずれこのマイトレーヤと覚者方の出現の後には、この偉大なお方達のバック ア
ップの下に、日本において現れる神権政治の中心者が、日本の天命達成の為に立ち上が る
ことになるでありましょう。

それは、もう今世紀以内の可能性が非常に強く、数年以内に始まる事になるのではない か
と思います。

なんに致しましても、日本の天命が、祈りによる平和運動の中から開かれていくのは間 違
いないでありましょう。

私達、この日本の重要かつ高貴な天命を知っている者たちは、その日のために、自分の 出
来ることを精一杯行い、自分を備えておくことが必要ではないかと思います。

少なくとも私自身は、この日本の天命達成の為の一助なりとも貢献が出来るのであるな ら
ば、幸せに思っております。

                   ーーー作成1994年11月9日書斎にてー ー
           大 和 神 富 士



        今まで雨雲につつまれて

        五米先も見えなかったという裾野に私が立つと

        まるで奇跡のように

        にわかに雲が消えはじめ

        富士の全貌がくっきりと五月の空に浮び上がった

        やがて多くの年月を世界平和運動を繰り広げることになるこの裾野辺 で
        こうして真近に富士の威容をみていると

        私の心に日本の古代が生々と画き出されてくる

        日本の歴史の美しさ尊とさが

        富士の姿を通してひびきわたってくる

        大和日本の真の姿を世界中に知らせねばならぬ天命を

        富士の神々から伝えられていた二十数年前のことが想い出される



        山々は神霊の住むところ

        まして神富士は大自然そのままの姿

        真夏の今朝富士に登った娘から

        役の行者を中心に諸神諸霊と宇宙の人が

        私たちの祈りに応えて祝福を送ってくれたという話があり

        富士と日本の使命のことを

        噛みしめるように想ってみた



        神富士に日は昇りきぬ祈り人大きいのちに融けて立ちおり



                       ーー五井昌久先生詩集よりーー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・
この論文で紹介した、シェア・インタ−ナショナルはハイラーキーの動向を知るのに非 常
に為になると思いますので、是非御講読をお薦めいたします。 このシェア・インターナショナル関係と五井先生の関連で疑問の出てこられた方は、私 の
方にメールを下さればありがたいと思います。 けっしてシェア・ジャパンの方への問い合わせ等は止めていただきたいと思います。 まず納得のできる説明を得るのは無理でありますし、シェア・ジャパンの方達に迷惑が か
かりますのでお願いいたします。
どのような質問を致しましょうとも、現段階てクレ−ムさんの師である覚者のコメント が
変わることはありえません。
そのような事よりも、自分自身の視野が深く高くなっていくことを心がけるべきではな い
かと思います。

              ☆世界人類が平和でありますように


293 MHG02212 1/08 62 祈りによる平和運動/エイズや難病治療の為に
平山 儀則    検索キー:スピリット
NAME:平山 儀則   
NAME:平山 儀則   
NAME:平山 儀則   
        祈りによる世界平和運動/霊的な癒しの原理


【五井先生御法話録より】−−−−−−−



 皆さん、おはようございます。
今日も手紙が来ていて、司会に読ませようと思っていたけれど。 いわゆる御霊紙ね。(注・・・五井先生が直接にお浄めされた和紙のこと) 御霊紙っていう私が浄めた紙があります。 御霊紙の効き目がすごいんです。 もう年々歳々すごくなるんですね。それはどういうことかというとね、こちらから祈り の
波動をね、ようするに救世の大光明の光を当てると、それが病気にもいろんな災難にも 、
要するに波動を調整するわけですね。波動調整のもっともいい媒介体が御霊紙っていう 形
になるわけです。
 それをもっと広めて言えば、我々が祈っている、祈っている祈りというものは、あら ゆ
る災難とか不幸とかいうものを未然に防ぎ、或いは最小限度にくい止める大きな力にな っ
ているということです。
だから御霊紙が効果があるということは、我々の祈りが効果があって世界の戦争を防ぐ っ
ていう事に役立っている事の実証にもなるわけです。 それで今或るお医者さんから手紙が来てるんですね。 それじゃ司会の方読んでご覧。
−−司会−−『え−この方は青森県の手紙によりますと、公立の病院に務めていらっし ゃ
る多分外科の先生だと思うんですけども、石岡さんって方から手紙が来たものです。 ちょっと読んでみます。
【実は私一昨日興味ある実験を致しました。御霊紙の奇蹟的な事実は白光誌でいつも拝 見
致しておりました。私も用いたいと存じております。しかし、公立病院内で患者に、患 者
からみれば普通の紙を飲ませるわけにはまいりません。  そこで現在最も抗生物質に抵抗力の強い化膿性球菌であるブドヴ状球菌を培養して、 サ
ルファ剤、ペニシリンを始めとしてテラマイシン、クロロマイセチン、ストマイ、オオ レ
オマイシンとを十二種類の抵抗物質と共に御霊紙の一片、直径0,7 ミリ位を感受性試験 に
用いました。ところがこれら抗生物質と共に、立派にこの抵抗力のあるブドウ状球菌の 発
育を阻止していることが立証されました。驚異的なことと思います。
現在の最高の薬品と同じに、御霊紙が細菌に対して有効な作用があることが、私共の 感
受性試験でわかりました。この事は御霊紙の中のある種の力、宗教的には五井先生のお 光
り、物理的にはある種のエネルギ−、医学的には病的細菌を消滅せしめる薬物作用と表 現
しましょうか、それが立派に作用している事を証明しています。
この一回の実験で五井先生の哲学、真理が埋蔵されているような気がします。 これから私は細菌学的な面から、また悪性腫瘍、結核を始め各種の疾患に対して科学的 に
現在のいわゆる実証論的に御霊紙のお光りを証明していきたいと存じております。臨床 的
にも又各種の検査、血液、尿、レントゲン等をしながら舌先の説明ではなく、科学的に 理
論的に証明していきたいと計画をたてております。私もこれから大きな夢が、理想の世 界
が開けたような気が致します。】え−というようなものです。』(会場拍手)

そういう訳ですね。なかなかお医者さん、やっぱり科学者のいうことは皆が信用しま す
し、ちゃんとデ−タがありますからね。 だからそういうものがたくさん集まるとね、 そ
れは科学的な実証ということになります。だから宇宙子学ですね。宇宙子波動学という の
はやっぱり一つの、御霊紙なんかもそういう一つの現れなんです。
宇宙子波動の光明が霊紙にうつってそれで人の病気を治すわけです。だから、それが 宇
宙子科学というと難しそうだけども、本当に究極にいきますと波動が光明波動が全てを 治
していくという形になるわけ。だからやっぱり一番始めに病気治しというのは、非常に 効
果があるし、みんな期待するわけですね。
だから御霊紙が本当に、科学的に全部効くっていう事が証明されればですよ。もうア メ
リカでもやりましょうし、イギリスでもやりましょうしね。どこでもやるわけですね。 そしたら何千万人でも治せるわけです。それはね。それだけ私共の、皆さんの力がです ね
、ようするに祈りの力が本当に効くんだという事が分かるわけです。
そういうことの第一段階が、ま, 御霊紙によって証明されていく、段々。そうすると 宇
宙子科学がちゃんと出来ますと、あらゆる事によって、例えばこうやれば想いも治って く
。こうやればどうなるというようにね。すべて素晴らしい実験効果が出てくるわけです ね
。そういうことで霊紙は、始めは霊紙って当てにもしていなかったでしょう。ところが 段
々段々ね、段々段々効いてくるんです。
 それで何とかマイシンとかいうものわね、抗生物質というものは逆にね細胞を破壊す る
ってね、返って他の余病を招く恐れもあるんです。ところが御霊紙の場合は余病が起こ る
ことは絶対にない。治るだけなんですね。プラスだけであって、あの,悪い方は何もな い
んですよ。だから危なくないことは無類に危なくない。危険性は全然ないわけ。  薬の場合には危険性が、量が多かったからどうとか危険性があるわけね。御霊紙は量 が
多かろうが少なかろうが、そんなことは関係ないわけですね。そういうとこにね、非常 に
プラスだけの治療方法が出たということになるわけですね。  始めは紙だけ飲んだり貼ったりして治るもんかと思うけども、そうでないんですねこ れ
が。段々段々使った人はみんなが効果があることを実証してるわけ。使った人はね。 だから、お医者さんなんかがたくさんそうおっしゃってデ−タを作ってくればね。それ は
御霊紙が効くということ。御霊紙が効くということはどういうことかというと、祈りの 力
が非常に素晴らしいものであるということが分かるわけです。  そこでそれは単に病気治しだけではなく、人の想いを治すことも世界の悪い波を浄め る
ことも、祈りの力によっては出来るんだというハッキリした科学的な証明になるわけで す
。だから多いにね、御霊紙を使って効果を験してそれでやればいいわけです。霊紙にし て
も霊光写真にしても非常に効き目があるんです。 それは効き目のあることの宣伝よりもね、祈りというものが、祈りというものがいかに 素
晴らしいものであるか、ということの実証が嬉しいですよね。実証されることが嬉しい と
思う。それは祈りによって世界が平和になるということの実証であるからですね。  祈りなんかなんにもならないと、ま,思う人が随分あるわけです。ところがどんな唯 物
論者であろうと、祈った紙で霊紙なら霊紙を貼れば効くんですから。 よくあるんですよ。奥さんは信仰しているだけど夫はなにそんなものと思っている。と こ
ろが何か病気したりなんかして、え−知らない、夫の知らない内に御飯の中に混ぜてや っ
て、御霊紙飲ましてやると効いたってたちまち効いたようなことも随分あるんですね。  病院でこれは絶対切らなければ治らないようなものが、ちょっと御霊紙飲んでるうち に
腫れ物が治ったりして、あら不思議だこんな事はないわけだなんていう話も随分あるわ け
ですね。
それはそれを信じる信じないじゃないんですね。御霊紙が効く効かないを信じる信じな い
じゃなくて、ちゃんと信じる人も信じない人も治るといういわゆる薬物的効果があるわ け
ですよね。だからそういう意味でね。これからの祈りの効果というものは、相手が信じ よ
うと信じまいと祈りの効果はあるんだということなんですね。  だから皆さんが、例えば親類縁者に知人に病気や不幸な人があったら、その人の天命 が
完とうされますように祈る。そういう祈りの霊波動光明波動というものは絶大なる効果 が
あるもんだと、皆さんが信じてお祈りになる方がますますいいと思います。そういうわ け
ですね。
 そこで人間というものはこれは宇宙科学の話になりますけど。宇宙子波動生命物理学 の
話になりますけどね。あの人間は細胞が集まって出来てますね。細胞というものは分子 が
集まってるね。それで分子は原子になって原子は電子になるわけね。原子核があって陽 電
子と陰電子が廻って、中間子や中性子があってそれで一つのものが出来てるわけ。 一番元だと、ところがそのもっともっとずっと深いところに、もっと微妙なところに宇 宙
子というものがあるわけです。
 その宇宙子が汚れてくると病気になったり、精神宇宙子が汚れて来ればようするに頭 の
方がおかしくなったり、それから物質宇宙子が汚れてものが溜まっていれば、いわゆる 細
胞が汚れてしまうわけ。そうすると体の働きが悪くなって病気になるわけです。  そこで私共の祈りというものは何かというと、祈って私が柏手でも打ちます。そうす る
と新しいね。新しい宇宙子がそのなんていいますかね、きれいな光り輝いた宇宙子がみ ん
な入るわけですね、その紙にね。そうするとその紙が宇宙子の新しい宇宙子の光りが、 神
様の中からそこに伝わって、なんていいますか縁を与えるわけです。こちらから。それ で
光が常にこう入っているわけです。
 だから光りが宇宙の中心から入ってくるわけです。癒しの力というものがあるんです 。
癒しの力の場所があるわけです。神々で癒す為のようするに病気なら病気を治すね、神 の
中心の所があるわけです。そこから光が流れてくる。ようするに新しい宇宙子がどんど ん
どんどん来るわけです。
それでそれを貼ると或いは飲むと、中でもって新しい宇宙子がそれを通してね、その紙 を
通して働くんですよ。どんどんどんどん注ぎ込まれるわけです。それで悪いものがどん ど
んでてって膿なら膿になってしまう、或いは下痢なら下痢をしてしまうというふうにし て
新しい宇宙子がその細胞を生かすわけですよ。分かりますね。  だからこれはもう迷信でもなんでもなくて、科学的なようするに宇宙子波動学がちゃ ん
と分かればね。もうすっかり科学的に説明できるわけです。今んとこそこまで分かって ま
せんから、だから今度は体験の累積ね。いわゆるさっきのお医者さんがいったような、 科
学的な実証というそういうものによって科学的にするわけですよね。それがやがて学問 的
にも現れるわけです。
 例えば、え−ある細胞はですね宇宙子が何兆なら何兆でもって出来ていると、それを 何
兆あるものが半分は汚れていると、そうすると半分の働きしか出来ないわけです。 そこへ新しい宇宙子をズット入れればそれが又元のままのね姿で働くわけですよ。 新陳代謝するわけですよ。だから新陳代謝の働きをさせるわけですね。常に新しい宇宙 子
を流し込む。滞ってしまったらそれは駄目なんです。それで常に流れていくそこで病気 が
治るわけですね。あるいは運命も治っていくわけです。  だから人間が自分を一番幸せにする為には、どうしたらいいかというと一つの想いに と
らわれてね、いつも古い想いでグルグルグルグル回っていたんじゃそりゃ駄目汚れてし ま
う。想いも汚れてしまうんです。例えば何かいい言葉を教わるとします。いい言葉を教 わ
って新しい言葉として喋ればですよ。ずーっと新しい言葉として流れていくけども、覚 え
たことをただ覚えた記憶としてただ喋っていると無感動になる。そうすると相手にひび き
を与えないんですよ。
 だからある人が言えばとても同じ言葉でもよくひびいてありがたいのがですね、ある 人
から聞くとちっともありがたくない場合があるわけですね。それは話している人が無感 動
なわけですね。言葉が死んじゃってるわけですね。  言葉というのは何かというと光りの響きなんですね。良き言葉、神の言葉それは光り の
響きなんです。
光の響きがそのままスーッと光りを通して、相手に伝われば感動するのね。ところが光 り
の響きが一遍止まっちゃって脳髄に止まっちゃって今度は記憶になって、この記憶にな っ
て光りがそのまま通らないで、ただ,想いとして話が出てきた場合にはあまり感動を与 え
ないんですよ。だからどんな長いお喋りしてもね一つも人に感動を与えない人もあれば 、
一つポツッと一つあなたは素直ないい人ねといったら、それだけでもってピタ−と向こ う
の人がア−ありがたいというふうになる場合もある。  それは言葉が生きているか死んでいるか。宇宙子がそこで光り輝いているか輝いてい な
いかの違いなんですよね。だから常に心はとらわれをなくして生き生きと流れている。 生き生きと流れている心になっていれば、心もいいし体もよくなるんですよ。  だから一つの事にとらわれると善にとらわれれば悪になる、何でもとらわれたらそこ に
汚れが出来てくる。だから神と人間(注・・・五井先生の御著書)にも書いてあります ね
。流れの速い川はいつも綺麗だけれども流れの遅い川は汚れてしまうって、それと同じ よ
うにこの人生でも心の問題でも、流れが常に潤滑にス−ス−と流れていれば、いつもそ の
人は綺麗に清らかで響きが明るいんです。
 ところがとらわれてしまうとそれが汚れてしまうんです。だからとらわれない心とい う
ことを要するに神様の、要するに宗教の教えとしては一番大事にする。とらわれてはい け
ませんよ。と,こうやるわけですよね。
ところがとらわれてはいけませんよと言われても、とらわれる想いが習慣的にある。そ こ
で私は消えてゆく姿。とらわれる想いも消えてゆく姿として平和の祈りの中に入れちゃ い
なさいといって、もう二段階三段階に分かり安く分かり安く分かり安く教えているわけ で
す。それで最後には消えてゆく姿で世界平和の祈りという、そういう生き方になるわけ で
すよね。
 だから常に心の中を神様のみ光りで、常に循環させとけばいいわけですね。ところが 中
々そういかなくて、いろんな想いが出るから想いが出たらそれは消えてゆく姿として又 祈
りなさいとこういうわけです。
そうすると常に常に新しい宇宙子が体中をね、精神細胞の中へも新しい宇宙子が入って く
る。それから物質細胞の中へも新しい宇宙子が入っていって、いつも生き生きとしたね 立
派な人になっていられるわけですね。そういうわけです。 それじゃ話を終わりにしましょうかね。じゃありがとうございました。 −−注・・・この五井先生の御法話において説明されている御霊紙についてであります が
、現在の白光会はハイラ−キ−の下では機能してはおりませんので、御霊紙の効果は殆 ど
ないといっていいでしょう。
    しかし、現在世界にはキリストが再臨されておられまして、その徴としてキリ ス
トは世界中に治療の泉をつくっておられます。なかでもメキシコのトラコテに湧き出て い
る治療の泉は現在最も有名でありまして、世界中のメディアから注目を浴びております 。
このトラコテの治療の泉は日本のテレビ等でも何度が紹介をされましたが、その中では 癌
やエイズ等の難病が実際に癒されているという資料が紹介されておりました。     またドイツとオ−ストリアの方々により、トラコテの他にもインドとドイツに 湧
き出ている治療の泉のビデオが制作をされております。ある秘教的グル−プからの情報 に
よれば、これらの治療の泉はすべてキリストが宇宙エネルギ−を充電されてお創りにな ら
れたものであり、これから新しい時代にむけてキリストは777カ所の治療の泉を世界中 に
創られていくということです。
    また、オランダの福音放送社が放送した番組『オメガ計画』によれば、1994年 1
月以降ウガンダにおいて400 人以上の人々が祈りを通してエイズが癒されたそうであり ま
すが、これなども五井先生が御法話で説かれている通りのエネルギ−作用の結果であり ま
しょう。
    最後に、トラコテの治療水がホメオパシ−良薬として手軽に入手可能でありま す
ので、その申込先を紹介しておきますが、このホメオパシ−良薬として加工されている 薬
はトラコテの泉の源水と治療効果においてなんら変わらないとのことですので安心して 購
入されますようにお願い致します。
    それからこの情報は大変重要に思われますので、知人や友人等にエイズや癌又 は
その他の難病等(水俣病患者等)の方がおられましたら必ず伝えていただきますように お
願い致します。


−『トラコテの奇跡の水がホメオパシ−療薬として入手できます。』−−

トラコテの聖水を英国に持ち帰ったフライ女史は、ロンドンのホメオパシ−薬局アイン ズワ−ズに、これをホメオパシ−療薬として強化してもらうことに成功した。療薬の注 文は直接アインズワ−ス(下記)にされたい。
6Cと 30C の強度の二種類が、錠剤、軟膏、服用液(アルコ−ルにとかしたもの)、 および目薬(蒸留水にとかした目薬用として依頼すること)のかたちで入手可能である 。ホメオパシ−(同種)療薬は一般に使われるアロパシ−(異種療法)の薬とは全く使 い方が異なり、その医学原理も異なる事を銘記されたい。

一般的な使い方として(トラコテ療薬の場合に限って)、慢性の病状の場合には 6cの 強度のものを控え目に使用、 30c の強度のものは、より重い病気の場合に、やはりこ れも控え目に使用に、しかし 6cのものよりも少し頻繁に使用することが勧められる。


注文連絡先−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

Ainsworths Homoepathic Pharmacy
38 New Canvendish Street,London W1M 7LHUK


電話・(英国44)--(0 )71--935--5330

ファックス・(44)--(0 )71--486--4313

Tlacote Water remedy として注文すること。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−            ☆世界人類が平和でありますように


292 MHG02212 1/08 66 祈りによる平和運動/告訴への呼びかけ(3)
平山 儀則    検索キー:スピリット
NAME:平山 儀則   
       祈りによる平和運動/告訴への呼びかけ(3)



堕ちたグル

 この様な分けで西園寺会長は、五井先生の御帰神の後にマイトレーヤの再臨を報せる 為
の仕事を、ハイラーキーの覚者から要請されていたのではないかと推察することができ る
わけです。
 もしもこの推測が正しかった場合に云えることなのですが、この場合西園寺会長は覚 者
からの要請を断り自らの野心を成就させるために画策していたことになります。
西園寺会長が東京に存在しているメッゼンジャーであったかどうかは現段階では推測 の
域を出ることはありません。しかしハイラーキーの霊導から外れきり、自らの野心的路 線
を進んでいたことは間違いないと想われます。 それでは西園寺会長の抱いていた野心とはいったい何だったのでしょうか。それについ て
推測する前に、唯一重要なポイントとして指摘しておきたいのですが、霊的指導者が堕 ち
ているときというのはエネルギーが上昇ではなく下降しているのです。したがって下部 の
望ましからざるチャクラを必然的に活性化させてしまうのです。  それは人間の性質の中にあるものをすべて強化してしまいます。その場合善なるもの







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