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禁無断転載


今回のネット馬鹿通信は、現在niftyのbbs8のおかげで全国的に有名に なりそうな感じの人物にスポットをあててみた。

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かつて廃れきってどうにもならない、メールのやりとりのみにしか利用されない クズネットだったセンターネットが現在のような全書き込み数の97%がゲストで占められているという素晴らしいネットへと発展をとげたかげには数々のドラマがあった。 特に現在の発展に大きく貢献した事件に、「T-O-R」のものが挙げられるだろう。 T-O-Rとは?T-O-RとはTSA(台東下町浅草ネット)のSYSOPであり、FAX攻撃に よってオ○ムの隠れネットのSYSOPとしてマスコミに紹介されてしまった人物である。

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そもそもの事件の始まりは、T-O-Rが「ゲストがダウンロードする時にモデムの 強制切断した」事にはじまる。強切されたゲスト君が「ゲストがダウンロードしよ うとすると強制切断するような改造をするなんて許せませぇ〜ん」と言って「KTBBS をゲストのダウンロード時に強切するようにT-O-Rが改造している」と勘違いして、 TSAのゲストボードに書きこんだ。それだけでなく彼は親切だったのでセンターネットを含む他のネットにも同様の書きこみをしたのだった。言いたい放題120%と言う割りには、全然怪しくないセンターネットにあきあきしていた会員(当時はまだオンラインサインアップがあった)たちが、それに喰い付き「オ○ムの伝書鳩ログ」をTSAとセンターネットにアップしたのだ。ちょうどオ○ムが盛り上がっていた時期でもあり、物凄くいいかんじに盛り上がり始めた。その頃はまだ私もまじめ(?)なTSA会員であった・・・。

悪質ゲストがちょくちょくTSAに来るようになりゲストの書きこみを禁止に した後も悪質ゲストのアクセスは続いた。そんな時、ホストが落ちた。物凄く いい感じに落ちたので、当然悪質ゲスト達の間では、サリン事件もあった頃で 「オ○ムだから故意に落とした!」という憶測が広まった。TSAが再開すると、 またたくまに再開したことが広まりまた悪質ゲストがやってくるようになった。 この頃からT-O-Rは、ゲストアクセスを禁止にしたものの調子に乗って悪質ゲストを煽るメッセージをオープニングやシステムイン フォメーションに書きこむようになった。 当然悪質ゲストとしてはナメられた うえ挑戦されたのだから面白くない。これで一気にT-O-R攻撃が盛り上がった。 そして戦慄の4/31を迎えるのであった(笑) それから個人情報がネットで公開されたり、イタ電やマスコミ各社に「オ○ム CUGのログ」が送られるなどしばらく攻撃が続いたものの、なかなかT-O-Rが 墜ちず平行線をたどっていた。

実はその頃、TSAの主力アクティブメンバーがほとんどいるMDS(puszone のnet。悪質ゲストは何名か来たが、TSAという反面教師がいたため大人しく 煽ったりしないでいた。)ではもう一つの事件が起きていた。「強切するなんて 許せませ〜ん」の書き込みの主は「MDSの会員の××ではないかっ?」という 疑惑が、会員の間でもちあがった。始めのうちは疑惑が渦巻いているだけであっ たが、段々と露骨に本人にわかるように、しかもCUGで☆みい○☆氏が書きこみ 始めた。アクセス出来る人間が限られたCUGの中で「この中に裏切り者がいる」と か書き出すからたまったもんじゃない。MDSのsysopとしては他人のネットが荒 れるのはいっこうに構わんし見てて楽しいけど、自分のネットが荒れるのはかなわ ないので、珍しくSYSOPとして厳重注意を促した。しかし彼が「犯人だと信じて 疑っていなかった」ため長いこと平行線をたどるメールのやりとりが続くことに なった。結局sysopとして現状でMDSに害がありそうな方はどっちかと考え、 (MDSにとって)あぶない書き込みをする「☆みい○☆を切るか?」という結論 にいたり、最後通告を送ったところ、なんとなくメールのやりとりも収束をむかえ ていった。 このようにしてMDSは平和を取り戻し、AMIGA系ネットとしてスタートした筈 なのに現在はなぜかGGアレンサポートネットとなっている。

話をTSAに戻そう。そんなこんなで5/8にまたTSAが落ちた。今回はT-O-R がホストとして使用していた98NTが自然崩壊したのが原因らしかった。あまり にもダサすぎる話だったので、「悪質が言うとおりダセーのかも」と書いたら T-O-Rがキレた(笑) まだこの頃は俺とT-O-Rの関係は今ほどは崩壊はしていな かったのでさほどギスギスとした感じにはならなかった。しかしこの頃には既に TSAの崩壊の序曲は奏ではじめていたのだった。復活した新生TSAは完全な クローズドになってしまった。表向きには住所名前等を正しく書きSYSOP宛に メールして確認出来れば会員になれるということになっていたが、実際には以前 TSAでアクティブだった会員とT-O-Rがじきじきにスカウトしてきた連中くら いしか登録出来なかった。(にもかかわらずうまいこと悪質は潜りこんでいたよう だが・・・。) とにかくこの頃のTSAが一番ムカつくし一番面白かった。最初オープンなネット がクローズドなネットになるということに納得がいかなかったのでなかなか登録 しなかったが、T-O-Rを神宮球場のバイトに加えたため連絡手段としてTSAに 登録した。(とりあえず書き込みもしたが以前のように月に1000個とか書き込む 感じではなかった。)「神宮でぼくと握手」などとT-O-RはBBSのオープニング に書いていたが、実際のところ神宮ではT-O-Rは働かなかった。というよりつか えなかった。面接すらもまともに指定された時間に来ず何度もすっぽかし、しまい には強制的に「今、来い」と俺が呼び出してやっと来たくらいだったから仕方が ないのだろう(奴が時間を守ったという記憶はない)。 始めはやることがわからなくて動けないんだろうと思っていたが、違った。教えた こともやらなかった。おまけに遅刻はするわ、油断すると無断欠勤しそうになるわ でロクでもなかった。六月頃には俺は完全にムカついていた。 その頃TSAでは俺が5/29に突き付けた絶縁状がもとで、もめていた。T-O-Rの 反応が見たいため絶縁状を突き付けた後もROMっていた。T-O-Rは俺の絶縁状に レスを付けていたが俺の言っていることが、ちっともわかっておらず「やっぱ16 のガキだわ」と感じさせてくれた。ついでに☆みい○☆もT-O-Rの付けたレスに対 してさらにトンチンカンなレスを付けていた。そのころのバイトでの我々は必要 最低限の事以外話さないほどギスギスした爽やか状態になっていた。同時にその 頃から楽園で俺はチビチビとT-O-R情報をリークするという親切さんになっていた。 TSAではその後も俺の絶縁状が元になったTSAというネットの在り方が論じら れていた。さらにSIGOP専用CUGではそこから発展しT-O-Rの在り方が議論されて いた。イヤ、議論とはいえないかもしれない。T-O-Rは自分に都合の良いことしか 聞き入れずもはやどうにもならない状態になっていた。CUGでは主にT-O-R,☆みい ○☆,○○さんという3名で議論されていたが、まともな意見は○○さんのみだった。

俺が書き込みを辞めてTSAを週一巡回に切り替えた頃、ロボット相撲が暴れ始めた。事の発端はいまいちよくわからんが、 取敢えず原因はロボット相撲にあったような気がする。しかしT-O-Rの注意の 仕方にもかなり問題はあったようだが、ロボット相撲の理論はそれをはるかに 超越した次元にあり狂ってた。もめにもめてロボット相撲が消えてこの件は なんとか収まったようだ。ロボット相撲vs.T-O-Rの馬鹿対決に加え、 外野がさらに論点(そんなもんもとからないが・・・(ォ)から それた議論(?)を交わすので全然まとまらなくてサイコーだった。

 そんなこんなでT-O-R情報を悪質君にかるーく提供しながら、センターネット でもこまめにレス書いたりしながら過ごしていた俺だが、完全に 俺をT-O-Rハンターにさせる事件が起きた。T-O-Rが「7/1はどうしても家の都 合があってバイトいけないんスけど・・・」っていうもんで(神宮のバイトは「高 給の代わりに休めない」ものだったからこういう言い訳になる)、ムカつく顔も見 なくてすむし家の都合なら仕方あるまいと休ませたが、「家の都合」はまったくの 嘘だった。TSAのオフがあることを隠して休んだのだった。理由を偽ったことも ムカつくが、さらに「理由を偽った」ことを知ったのがTSAのオフ会のボードに あったT-O-Rよる「オフ会楽しかったよーん」的な書き込みだったことが、俺をキ レさせた。その件が俺とT-O-Rの関係を決定的なものにさせた。奴は神宮をクビに なり(別に俺がムカついたから辞めさせたのではなく、バイトとして使えないから 会社からキラれた。)、完全に俺はハードなT-O-Rハンターとなった。

そんでもって怒りのうちに7/10を迎えTSAは閉鎖となった。TSAの会議ボードの内容からT-O-Rも反省してネットワークから消え去るように思われた。

しかし期待は裏切られた。T-O-Rはガラクタ工房に巣くうチャット魔人となり、 ガラクタへの連続アップを引き起こす原因となったり色々と問題を引き起こした。 ガラクタではTSAの会員だったソネセイジが本気かどうだか知らんが、T-O-R を更生させるためとして、T-O-Rにメールを送ったり、えいり庵で議論(?)を かわしていた。しかしそんなソネの粘り強い努力も空しくT-O-Rは全く更生する 様子を見せず、しまいにはソネは発狂してセンターネットから消息を断った。

 そんな感じでT-O-Rは、「あやちゃん」「なあばす」「てぃ」といった一発で わかってしまうようなハンドルでしばらくガラクタのチャットに姿をあらわし、 悪質とチャットで「バカバカ」言い合ったりしていた。

そうそうマスコミ各社に送られたFAXは、日テレ(フジも?)が馬鹿みたいに食らいつき、5月にT-O-Rの自宅に取材に行った。相も変わらずT-O-Rはインタビューで年齢は23才と答えるなど相変わらず素晴らしかった。この取材は8/31に放映されるのだが、日テレがかなり凄い内容にねつ造していて素晴らしかった。T-O-R自信は(たぶん)オ○ムではないのだが、「オ○ム秘密通信網発見!謎のT氏に迫る」とか新聞のテレビ欄に書かれた(これを知って、T-O-Rを捨てたと思われていたみい○☆はT-O-Rに「日テレ相手に裁判やらんか?」と持ち掛けたりもしたが、どうやら裁判はしなかったようだ)。特にこの放送で笑えたのがナレーターの妙な「T-O-R」という発音と、完全にT-O-Rをオウ○信者と信じて疑わないビデオソース作りだった。この放送を録画されたものが地上の楽園などでS.V.O.Cによって通販されたりもしたりした( 現在ネットで簡単に入手可能な物はT-O-RのビデオからサンプリングしたWAV ファイルだろう。音声だけでも十分に楽しいのでゲットしてね)。

しばらくそんな状態が続いていたが、T-O-Rもそういう状態が辛くなったのかガラ クタには現われなくなった。しかし96年になってからセンターネットで「T-O-Rの居るネット」という情報が流れていたので裏をとってみたら本物の情報だったことがわかり、現在監視中。相変わらずやっていることはTSA時代と変わっていなくて、ちょっぴりうれしかった.........わきゃねーだろっ。

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編集:Blag Dahlia 文:puszone 資料:puszone&DREDD







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